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ブックマーク / izumino.hatenablog.com (8)

  • 「紙に印刷すると間違いに気づく理由」に根拠はない - izumino’s note

    「紙」に印刷すると間違いに気づく理由(リコー経済社会研究所)「反射光」と「透過光」の性質の違い。反射光で文字を読む際には、人間の脳は「分析モード」に切り替わる。画面から発せられる透過光を見る際、脳は「パターン認識モード」になるhttps://t.co/Bmfx0Tcr5q— 500drachmas (@500drachmas) 2020年9月15日 これは先月拡散されていた「リコー経済社会研究所」による記事だが、大事なことを先に言うならこの内容に科学的な根拠は何もない。 記事の中身をしっかり読めば、前世紀に行われた研究(つまりCRTディスプレイが液晶へ移行せず、Retinaディスプレイの端末も当然登場していない時代のもの)に対して最新研究のアップデートをしていないし、そもそも「脳科学者」の研究ではないことも分かるはずだ。 話題になっているこれ、文を読んでもマクルーハンがそう言っています以

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    retlet 2023/09/12
  • 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~ - izumino’s note

    どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号にて商業デビューし(初期は「イズミ」名義)、後に『ユリイカ』の2018年7月号でVTuber論が掲載されることにもなった、泉信行と申します。 参考:2015年時点までの発表まとめ(PDF) izumino.hatenablog.com 前回から取り上げている同人誌、『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」ですが、自分は21日の東京のイベントではなく関西のイベントでフライング気味に購入できていましたので、内容の評価の公開はしばらく控えることにしていました。 イベント後も5月24日発送予定の通販が全国区の入手チャンスとして残っていますが、全3回の予定でエントリ化を始めています。 前置き これらのエントリの草稿としているのは、あくまで「研究目的のメモ」であり、建設的な批判検討が主になっています。 なので、取り上げない記事もありますし、面

    漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~ - izumino’s note
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    retlet 2023/05/24
  • 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~ - izumino’s note

    漫画VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~ 漫画VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~ - izumino’s note 漫画VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その③~ - izumino’s note どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号が商業デビュー(初期は「イズミ」名義)であり、後に『ユリイカ』の2018年7月号でVTuber論を掲載していただいております、泉信行と申します。 参考:2015年時点までの発表まとめ(PDF) 今回取り上げる『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」という同人誌は、昨日(21日)の文学フリマ東京よりも3週早く、大阪大学の大学祭でも頒布されており、関西住みの自分はそちらで先に入手しておりました。 【新刊告知】

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    retlet 2023/05/23
  • すいちゃんの好みのタイプと「Stellar Stellar」の作詞の話 - izumino’s note

    www.youtube.com すいちゃんの性癖の謎をマリカー中に解析してしまう大空スバルw【ホロライブ切り抜き/又おかゆ/大空スバル/星街すいせい】 - YouTube 「中性キャラ」だけでなく「少年キャラ」好きとしても知られるすいちゃんこと、星街すいせいの原体験というとハガレンあたりが出てくるので経験しているジャンルが違うと思うのだが、彼女のキャラクター(二次元)への価値観は80、90年代の那州雪絵の少女漫画と相性がいいんじゃないか、と考えていたことをちょっと解説してみたい。 それが「星街すいせい」の核心を突くような話になるとは流石に思わないが、彼女の感じている世界を考える補助線くらいにはなるんじゃないかなと思う。 80-90’sの那州雪絵作品 性的に未分化なキャラクターの魅力 「Stellar Stellar」とおとぎ噺 自薦の過去記事 80-90’sの那州雪絵作品 そもそも、

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    retlet 2023/02/06
  • 【スト6】ストシリーズの香港、KOFの中国【KOF15】 - izumino’s note

    はじめにデリケートな話 元カプコンの岡吉起さん(『ストリートファイターII』開発当時の企画室長)が、ローソンの「ストII」コラボからザンギエフが除外されたことに苦言を呈す動画をアップされていた。 www.youtube.com この件はJ-CASTニュースの取材によると、カプコン側にもローソン側にも特別の意図はなく、あいだに入っていた広告代理店の判断だったらしいのだが。 その上で岡さんの言う通り、「過去の作品に登場させた架空のキャラクター」の扱いを「今の社会情勢や価値観」で左右することは、ぼくも基的には不当だと認識している。 例えば、南北戦争を時代背景にした映画『風と共に去りぬ』における黒人奴隷の表現にまつわる議論が2020年に巻き起こったが、「その映画を配信することや鑑賞すること」と、「過去に作られた作品を現代の価値観で評価すること」は別々の問題である、という結論(配信停止などはし

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    retlet 2022/09/23
  • オタク世界の◯◯図で見るVTuber【配信書き起こし】 - izumino’s note

    前回のエントリでは、 VTuberの岸嶺ミミムさん(Twitter)、思惟かねさん(Twitter)との3人で行った座談会の書き起こしを公開しました。 2021年1月の時点でVTuber業界について語る、全3回の配信でしたが、前回のエントリが「第2回」の配信内容にあたります。 そのエントリも好評だったということで、今度は第3回から長めに書き起こしたいと思います(なお、前回も含めて他のお2人に確認していただいた上で、読みやすく加筆・再構成したテキストになっています)。 どちらも座談会というより、泉がこの配信のために準備した初出のアイディア(他では未発表)をプレゼンしていたパートを切り取っており、「VTuber論」に興味のある人に広まればいいなと思います。 プレゼンのお時間 ~オタクの「好みの構造」とVTuber~ キャラクター論の虚構とリアル VTuber語りと「ぼくら語り」の話 外見と内面

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    retlet 2022/07/21
  • VTuberの「ギャップ」と演劇集団としてのにじさんじSEEDs - izumino’s note

    スピンオフとしてのVTuberのかたち ギャップ型のVTuberと脚型のVTuber ギャップは当に存在するのか 演劇集団としてのにじさんじSEEDs SEEDsと一二期生 VTuberと呼ばれる存在も、実際はさまざまなタイプに分かれていることについては多くの人に実感があると思う。 そもそもVTuberという枠組みが「VTuberっぽさ」という、なんとなくのイメージを中心にして拡張されてきたものだという話は、以前のエントリでも触れた。 izumino.hatenablog.com 元祖「キズナアイ」という金字塔を中心として、少しずつ意味をズラしながら曖昧になっていくVTuberの概念(例えば後発の人気VTuberの多くは彼女のように「AI」を自称しない)は、様々な新規参入を受け入れる器になっているとも言える。 スピンオフとしてのVTuberのかたち 全体から見て主流ではないため目立たな

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    retlet 2018/10/24
  • なぜ女性Vtuberは同性が好きなのか - izumino’s note

    新書タイトルのような題になってしまったが、結論から先に書くと「Vtuberが好きな人がVtuberになるから」という理由が考えられる。 と、言っても細かいニュアンスがまったく伝わらないので、遠回りしながら題に入っていきたい。 可視化されにくい女性オタクの生態 性的指向の内面化 美少女コンテンツ文化圏としてのVtuber 女性間の愛情とシスターフッド 可視化されにくい女性オタクの生態 マーケティング的に、アニメファンとVtuberファンは親和性が高いと分析されることがあるが、中でも「声優ラジオ」のリスナーという経歴を持つVtuberファンは多いのではないだろうか。 自分はというと、90年代から女性声優がパーソナリティとなるラジオをよく聴いていた(一番古い記憶は1991年の『魔神英雄伝ワタル3』で、当時小学高学年である)。 子ども心にだが、なんとなく「世間ではあまり知ることのできない女性像」

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    retlet 2018/08/19
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