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オープニングラップに発生した多重クラッシュにより赤旗中にタイヤ交換義務を消化することができたため、特に上位陣はハードタイヤ1セットで77周を走り切る戦いとなった今回のレース。ルクレールは2位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)からのプレッシャーに耐え、最後は逆に7秒のギャップを築いてトップチェッカーを受けた。 ルクレールは『Sky Sports』のインタビューに応え、最後の”2周か3周”に自分自身を奮い立たせ、マシンをフィニッシュへと導いたと説明した。 「素晴らしい気分だよ。これまでも、(モナコでの勝利は)他とは同じような1勝になるとは思っていなかったし、感情的にはこみ上げてくるものがあるだろうと言ってきた。でもこれほどとは思っていなかったよ」 「フィニッシュまで2、3周のところでトンネルから出た時、目に涙が溜まっていて前が見づらくなっていることに気づいたんだ。『シャルル、今そんなことを
先日、フェラーリはシャルル・ルクレールと新たなF1ドライバー契約を結んだことを発表した一方で、2024年末に現在の契約が切れるチームメイトのカルロス・サインツJr.のチームでの将来についてはまだ不透明だ。未だサインツJr.の契約更新が発表されない理由として何が考えられるのだろうのだろうか? サインツJr.は以前、自分のF1での将来が決まらないまま2024年シーズンを迎えたくはないと公言してきた。 昨年6月motorsport.comの独占取材に応じたサインツJr.は次のように語った。 「正直に言うと、次の年にどこでレースをするのか分からないまま契約最終年を迎えるのは嫌なんだ」 「レッドブル(トロロッソ)とルノーの両方でそのようなプロセスを経験した。アスリートとして、そしてドライバーとしてそれが理想的でないことは分かっている。だから、この冬は自分の将来を考えるための時間に使ったんだ」 サイン
ハミルトンのフェラーリ移籍の可能性が報じられたのは、2月1日のヨーロッパ時間午前中のことだった。このニュースを受け、ニューヨーク証券取引所でフェラーリの株価は10%以上高騰し、最高値を更新することとなった。 そしてヨーロッパ時間の夜になって、フェラーリがプレスリリースを配信し、2025年からハミルトンが加入することを正式に発表した。これにより2025年のフェラーリは、ハミルトンとシャルル・ルクレールという超強力ラインアップとなる。 ハミルトンは、メルセデスと2025年末までの契約を結んでいると考えられていた。しかし2025年についてはオプション契約だった模様で、ハミルトンはこれを行使しないことを決断したようだ。 motorsport.comの調べによれば、メルセデスのスタッフは2月1日の午後にブラックリーで行なわれた緊急ミーティングで、チーム代表のトト・ウルフとテクニカルディレクターのジェ
これはかつてのF1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、マッサのタイトル争いに大きな影響を与えた2008年シンガポールGPについて、新たな見解を示したことがきっかけとなっている。 このシンガポールGPは、”クラッシュ・ゲート”が起きたレースとして有名だ。フェルナンド・アロンソを勝たせるため、ネルソン・ピケJr.がルノーの指示で故意にクラッシュ。この事故で出動したセーフティカーを追い風に、アロンソが優勝を果たしている。 このクラッシュはタイトル争いにも大きな影響を与えた。セーフティカーをきっかけに首位を走っていたマッサはピットに入ったが、ピット作業でミスがあり、マッサは給油ホースを引きちぎって発進。ピットロード出口で停止し、大きくタイムロスすることになってしまった。対するハミルトンはこのレースで3位に入り6ポイントを獲得している。 マッサはこの年の最終戦ブラジルGPで優勝しながらも、土壇
ルクレールは開幕戦の予選を3位通過。そこで新品ソフトタイヤを温存していたおかげで、決勝レースのスタートでセルジオ・ペレス(レッドブル)を交わし、2番手に浮上した。 その後、ルクレールはペレスにポジションを奪われ3番手で周回を重ねたが、ポールから快走見せたマックス・フェルスタッペンとペレスのレッドブル勢からは引き離されていった。 そして、40周目にはパワーを失いコース上でマシンを止めることとなったルクレールだが、それまでにフェラーリが見せていたレースペースは「充分とは言えない」と語っている。 「レッドブルからはかなり離されているから、僕らはプッシュして、オフシーズンの間に彼らが何を発見したのかを理解する必要がある。彼らのレースペースは別次元だったからね……」 そうルクレールは続ける。 「現時点ではその理由が分からないんだ。僕らは予選で速くてもレースでは速くない。しかもちょっとの差じゃないんだ
フォードとレッドブルの提携は以前から予想されていたことであり、motorsport.comは昨年12月にその可能性を報じていたが、アルファタウリに関する状況はあまり明確ではなかった。 現在、レッドブルとアルファタウリにパワーユニット(PU)を供給しているホンダ・レーシング(HRC)が2026年以降のF1参戦について関心を示しており、アルファタウリと契約する可能性があると噂されていたからだ。 しかし、2月3日にニューヨークで行なわれたレッドブルの新車発表会で、フォードとレッドブル・パワートレインズの提携が確認され、その契約がアルファタウリにも影響することが明らかとなった。レッドブル・フォード・パワートレインズとして、2026年から少なくとも2030年まで、その2チームにPUを供給することになっているという。 レッドブルとフォードは、350kWの電気モーターを搭載した次世代PUの開発に向けて、
DAZNは、2023年2月14日より、料金プランを変更。月額3000円から3700円に値上げする。またこれと同時に、月額980円で世界のスポーツを楽しむことができる「DAZN Global」プランを導入することも明らかにした。 サッカーや野球、モータースポーツなど様々なスポーツをライブ配信するDAZNの料金が、一部値上げされることになった。これまで月額3000円だった月間プランの料金は、2月14日以降は3700円となる。年間プラン(月払い)は月額3000円、年間プラン(一括払い)だと、合計30000円となる。 事実上2年連続での値上げとなるが、DAZN Japanのエクゼクティブバイスプレジデントである山田学は、会見で次のように説明した。 「昨年の値上げで一定数のお客様が解約されましたが、それでも我々の想定よりも少なかったと思います。でも、だからもう1回(値上げする)というわけではありませ
F1では時に、有能な人材を求めて連鎖的、かつ爆発的な動きが起こることがある。セバスチャン・ベッテルがF1の夏休み前に引退を決めたことで、フェルナンド・アロンソがアストンマーチンに、ピエール・ガスリーがアルピーヌに、ニック・デ・フリーズがアルファタウリにと、移籍の連鎖が起きたことを見れば分かるだろう。 また、チーム代表の移籍もそれほど珍しいことではない。昨冬にオットマー・サフナウアーがアストンマーチンを離れ、アルピーヌの代表となったのもその一例だ。 しかし同日に4チームがチーム代表の変更に関する発表をするというのは、めったに起こらない事例であることは間違いない。 フェラーリはすでに離脱を発表していたマッティア・ビノットの後任として、アルファロメオ/ザウバーからフレデリック・バスールを引き抜き、新チーム代表に据えた。バスールが抜けたザウバーは、マクラーレンのチーム代表だったアンドレアス・ザイド
2011年にHRTからF1デビューを果たしたリカルドは、2012年から2年間トロロッソで過ごした後、2014年にレッドブルに昇格。いきなり3勝を挙げる活躍を見せた。その後、2019年から2年間をルノーで、そして2021年からマクラーレンで2年間を過ごした。2021年のイタリアGPでは、マクラーレンに2012年以来となる勝利をもたらした。 しかしマクラーレンでの2年は基本的には苦労し、チームメイトのランド・ノリスに差をつけられる状態であり、2022年限りでシート喪失。その後の去就が注目されていた。 そんな中、11月23日に噂にも挙がっていた通り、レッドブルにサードドライバーとして”復帰”することが発表された。リカルドはこのサードドライバーとして、テストとシミュレータ作業、さらにはデモ走行などを担当するという。 「ダニエルがレッドブル・ファミリーとして戻ることは素晴らしいことだ。彼は素晴らしい
マックス・フェルスタッペンが、ランキング2位を争うセルジオ・ペレスにポジションを譲るよう指示するチームオーダーを無視したのである。 フェルスタッペンはレース序盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触し、後方からの追い上げを強いられた。ペレスはレースの大部分で2番手を走行したが、残りタイヤの関係でレース終盤は厳しい戦いに直面した。 ハミルトンに抜かれ3番手に落ちたペレスにとって、ランド・ノリス(マクラーレン)のトラブルで出動したセーフティカーはさらなる逆風だった。後続とのギャップが縮まったことで、ペレスは表彰台を争っていたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)だけでなく、シャルル・ルクレール(フェラーリ)やフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にも抜かれ6番手までポジションを落としてしまった。さらに後ろからはチームメイトのフェルスタッペンも迫っていたのだ。 ペースに優れるフェルスタッペンはペ
ホンダ・レーシング(HRC)を除いても、マクラーレンでダイレクター・レースエンジニアリングを務める今井弘や、アストンマーチンでシニアタイヤエンジニアを務める松崎淳、ウイリアムズでメカニックを務める白幡勝広……その他にも多くの日本人が、F1という舞台で活躍している。 述べ20万人が訪れたという今回の日本GP。鈴鹿サーキットに足を運んだファンの中には、F1ドライバーを夢見る子どもたち、そして何らかの形でF1チームで働きくことを志す者もいただろう。 そんな彼らに向けて、ハースF1でチーフエンジニアを務める小松礼雄が激励。彼もまた、若かりし頃にF1エンジニアを志し、日本から世界へ飛び出していった人物のひとりだ。 「『やりたいと思うことがあれば踏み出さなきゃ』ということですね」 そう小松は言う。 「やっぱり、コロナにしろ何にしろ、いつの時代も障害はある訳です。ちょっと難しいことがあるからやらないとな
アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1日本GPの決勝レース序盤に赤旗が提示された際、250km/hで走行したとして20秒のタイム加算ペナルティを受けた。しかし他のF1ドライバーたちは、ウエットタイヤでゆっくり走るのは実に難しいとして、ガスリーを擁護する姿勢を取っている。 F1日本GPの決勝レースはウエットコンディションでスタート。1周目にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がクラッシュしたり、その他複数のマシンがスピンやコースアウトするなど、波乱の展開となった。その上雨脚が強まり、視界が悪くなったことで、2周目の途中で赤旗中断となった。 ガスリーは1周目にノーズのダメージを負ったため、すぐさまピットイン。ノーズを交換してコースに復帰したところで赤旗が提示された。ガスリーは隊列から大きく遅れていたため、スピードを上げて前を追った。この時にガスリーのマシンの車速は200km/hを何度も超
雨の中でスタートした日本GPは、1周目にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)のクラッシュによりセーフティカーが出され、後に赤旗中断となる波乱の幕開けとなった。その中でガスリーは大きなデブリを拾ってフロントにダメージを負い、緊急ピットインして2周目に突入した時、赤旗が出された。 しかし赤旗が出された後にガスリーは250km/hに達するスピードで走行していた疑いがあるとして、ガスリーはスチュワードによる聞き取りの対象となっていた。 その後スチュワードは聞き取りに加えて映像やテレメトリーデータを検証した結果、ガスリーは赤旗掲示中に「何度も」200km/hを超え、最大で251km/hに達するスピードで走行していたことが明らかとなった。 その結果、ガスリーはF1競技規則の第57.2条(中断のシグナルが出されたら、すべての車両はピットレーンまでゆっくりと進む)に違反したとみなされ、ドライブスルーペナ
CRBの審理を前に、アルピーヌのチーム代表であるオットマー・サフナウアーはアルピーヌの勝訴を確信していると述べ、サポートをしてきたアルピーヌに対するピアストリの誠実さにも疑問を呈していた。 マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOとチーム代表のアンドレアス・ザイドルは、審理結果が出るまでこの件に関するコメントを控えていたが、ブラウンCEOはこのアプローチの方が長い目で見れば賢明だと考えているようだ。 「CRBの裁定が出る前は、彼らには知らないことがあったし、我々は意図的に口を閉ざしていた」 ブラウンは、インディカーの最終戦が行なわれたラグナ・セカでそう語った。 「その裁定が出たことで、そこで何が起こったのかが明らかになったと思う。でも、いずれ真実が明らかになることは分かっていたし、解説をすることなくそれを乗り越えることができた」 「当時、我々は騒音やファンから受け取ったいくつかのダイ
アロンソは2022年シーズンのサマーブレイク突入初日に、今季限りでアルピーヌを離れ、来季からはF1引退を決めたセバスチャン・ベッテルの後任としてアストンマーチンに加入することを発表。2023年のドライバー市場が大きく揺れ動くことになった。 アルピーヌはアロンソの後任としてリザーブドライバーのオスカー・ピアストリの起用を発表したが、当の本人はこれを否定。マクラーレンから離脱が発表されたダニエル・リカルドのシートに収まると見られている。 ドライバー市場が混沌とする中、アロンソの電撃移籍とピアストリを巡る騒動には、彼の元マネージャーであるフラビオ・ブリアトーレと、現在はピアストリのマネージャーを務めかつてはブリアトーレのマネジメントを受けたマーク・ウェバーの暗躍が噂されている。 しかしアロンソは、ブリアトーレとウェバーが関与していたり、彼らが裏で糸を引いたりするとという噂を否定している。 「あの
ルクレールはミディアムタイヤを履き、3番グリッドからスタート。上位陣では少し遅めの、21周終わりで最初のピットインを行なった。ルクレールは第2スティントで、ポールシッターのジョージ・ラッセル(メルセデス)をパスして首位に浮上したものの、39周終了時点で再度ピットイン。第2スティントは、わずか17周でミディアムタイヤを履き替えることになった。 フェラーリは第3スティントのルクレールにハードタイヤを履かせ、70周のレースを走りきらせようとしたが、これが大誤算。ルクレールのペースは悪く、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれただけでなく、ラッセルにも抜き返されてしまった。 結局、ルクレールは54周終わりに3度目のピットイン。ソフトタイヤに履き替え、6位でレースを終えた。 結果として、フェラーリはタイヤ戦略を間違えたと言えるだろう。ミディアム→ハードタイヤの1ストップ戦略を採っていたアル
F1イギリスGPでマシンが横転する大クラッシュに見舞われた周冠宇(アルファロメオ)は、マシンが横転したままコースを滑っていったが、ヘイロー(HALO)などに守られ、幸いにも大きな怪我はなかった。しかしその一方で、ドライバーの頭部付近にあるロールバーが完全に破壊されてしまったことが話題となった。 Read Also: 【動画】F1イギリスGPスタート直後に起きた、戦慄のクラッシュ クラッシュ後初めてメディアの前に姿を現した周は、当時の状況について詳しく説明した。 「最初に横転した時の衝撃についてはチームが調査しているけど、おそらく安全テスト(の基準)よりもかなり大きな衝撃だったと思う」 周はそう語る。 「そこで求められている数値の何倍も大きかった感じだった。だからそれが問題を引き起こしたのだろう」 周はまた、マシンが横転した時、まずは手首や腕に怪我をしないように最善を尽くしたという。 「最初
チップ・ガナッシは昨日、パロウが2023年シーズンまでチームに残留するオプションを行使したと発表。プレスリリースを出し、オーナーのチップ・ガナッシとパロウ本人のコメントを掲載した。 しかし、パロウはこれを真っ向から否定。彼はTwitterで次のように投稿した。 「さっき、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)が2023年も僕が走るということを僕の承認なしに発表したことをメディアで知った。しかも、そのプレスリリースには僕の口から語られたものではない“コメント”が載っていたというので驚いた」 「僕はそのプレスリリースの内容を認めていないし、そのコメントを言った訳でもない。先日CGRに伝えたように、個人的な理由で僕は来季以降チームに残るつもりはない」 「今回の残念な出来事はさておき、僕はCGRをリスペクトしているし、共に今シーズンを力強く締め括れることを楽しみにしている」 その数分後、マクラーレ
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