終わっちゃったねえ、小寺さん。 「筋肉のついた、しなやかで小さくて金髪の少女による、ボルダリング」というフェチ要素全開で始まった作品。 ずーーーっと見てたかったんだけど、4巻の終わり方が美しすぎて、拍手拍手です。コレ以上のラストないでしょう。 表紙の小寺さんは、全然変わらないというか、ボルダリングバカ。のぼることしか頭に無くて、将来の夢にクライマーと書いちゃうくらい。さすがにボルダリング仲間たちも「それは将来の選択なのか?」と首をかしげるくらい。 彼女は本当に最後の最後まで、小寺さんでした。 最後、試合でみんなの応援の中、登りきる。「自分との戦い」というストイックな部分もあるけど、同時に「競技に勝つ」というスポーツ性もちゃんと楽しんでいる小寺さんは、孤独な戦いじゃなくて、みんなと登っている。 んで。 小寺さんはまあ表情もずーっと一巻から変わらないんだけど、周囲の人間が成長しまくり。 特に、