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  • 中国人船長釈放問題、米国務次官補が菅首相を高く評価

    ニューヨーク(New York)の国連部で演説する菅直人(Naoto Kan)首相(2010年9月24日撮影)。(c)AFP/POOL/SATORU IIZUKA 【9月28日 AFP】カート・キャンベル(Kurt Campbell)米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は27日、沖縄・尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島)沖の中国漁船衝突事件で船長が処分保留のまま釈放された件について、菅直人(Naoto Kan)首相を「(日中関係の危機対処に手腕を発揮した)優れた指導者」だと称賛した。 ニューヨーク(New York)での国連総会(UN General Assembly)に出席中のキャンベル次官補が報道陣に語ったもので、菅首相と前原誠司(Seiji Maehara)外相の外交手腕を高く評価した。 「菅首相は困難な問題に政治家らしい非常に優れたやり方で対処したと言わざる

    中国人船長釈放問題、米国務次官補が菅首相を高く評価
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    rev-9 2010/09/29
    翻訳すると「『検察の判断だ』なんて白々しいこと、誰も信じてねーよ」ですね / id:entry:25254464
  • NASA、有人火星探査車を米アリゾナ砂漠で試験

    米アリゾナ砂漠北部のブラックポイント・ラバフロー(Black Point Lava Flow)試験場で披露される、長い脚を持つ米航空宇宙局(NASA)の運搬車「ATHLETE(All-Terrain Hex-Limbed Extra-Terrestrial Explorer、全地形対応6脚地球外探査車)」(2010年9月15日撮影)。(c)AFP/ROBYN BECK 【9月25日 AFP】快適な生活に必要なものが全てそろってるとはいかないが、アーロン・ハルス(Aaron Hulse)氏(29)は、この宇宙探査車は快適な第2のわが家のようなものだと考えている。 地球から遠く離れた惑星や小惑星の乾燥した地表とよく似た米アリゾナ(Arizona)州の砂漠で、何日も一緒に時間を過ごすことになる北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)の専門

    NASA、有人火星探査車を米アリゾナ砂漠で試験
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    rev-9 2010/09/26
  • 尖閣問題に懸念深めるアジア諸国、中国の「野心」を警戒

    南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島(Spratly Islands)で、フィリピンが領有権を主張するミスチーフ環礁に作られた建造物と掲げられた中国国旗(1995年4月1日撮影)。(c)AFP/ROMEO GACAD 【9月24日 AFP】経済成長に伴い自己主張を強める中国が領有権問題で日米との対立を深める中、やはり中国との間で領有権争いを抱えるアジアの近隣諸国は、対抗して自らの領土的野心を防衛する構えを見せつつ、大国たちの衝突の狭間でつぶされはしないかと懸念している。 中国はヒマラヤ山脈東部でインドと国境紛争を抱えているほか、南沙(スプラトリー)諸島(Spratly Islands)をめぐってはベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイと領有権を争っている。 こうした事情から、尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島)沖で2週間前、日の海上保安庁巡視船と中国漁船が衝

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  • 「月面で発見された水」が障害に?中国の月探査計画に暗雲

    米航空宇宙局(NASA)が公開した、木星探査機ガリレオ(Galileo)が撮影した18枚の写真を合成して作成した月の画像(2009年12月9日提供)。(c)AFP/NASA/JPL/USGS 【9月22日 AFP】中国は2013年に同国初の月面無人探査機「嫦娥(じょうが)3号(Chang'e-3)」を打ち上げる計画だが、月面に水が発見されたことが搭載予定の天体望遠鏡に影響を及ぼす可能性があると、中国の天文学者が21日、ローマ(Rome)で開催中の欧州惑星科学会議(European Planetary Science Congress)で発表した。 水の存在は2009年9月に確認された。水は、日に当たると蒸発して水酸分子に分解される。 中国は「嫦娥計画」で最終的に月面天文台を建設することを目指しているが、水酸分子の量が予想以上に多くなることで計画に深刻な影響が及ぶ可能性があると、中国科学院(

    「月面で発見された水」が障害に?中国の月探査計画に暗雲
  • グリーンピースメンバー2人、鯨肉窃盗事件で有罪

    青森地裁を後にする、環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(左、Junichi Sato)、鈴木徹(右2、Toru Suzuki)両被告と、グリーンピースのクミ・ナイドゥ(Kumi Naidoo)事務局長(中央、2010年9月6日撮影)。(c)AFP/GREENPEACE/Jeremy Sutton-Hibbert 【9月6日 AFP】(写真追加)青森地裁は6日、運送会社から鯨肉を持ち出したとして窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(Junichi Sato、33)、鈴木徹(Toru Suzuki、43)両被告に、それぞれ懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。両被告は、盗んだ鯨肉について、調査捕鯨船乗組員の不正な横領を暴く証拠だと主張していた。 判決を受けてグリーンピースのグレッグ・マクネビン(Greg McNevin

    グリーンピースメンバー2人、鯨肉窃盗事件で有罪
  • デンマークの有人宇宙飛行ロケット、発射実験失敗

    デンマーク・ボーンホルム(Bornholm)島沖バルト海(Baltic Sea)の発射台に設置されたアマチュアロケット「ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)」(2010年9月5日撮影)。(c)AFP/KELD NAVNTOFT 【9月6日 AFP】デンマークで5日、民間団体による有人宇宙飛行ロケット試作機の発射実験が行われたが、技術面での不具合で失敗に終わった。 バルト海(Baltic Sea)のボーンホルム(Bornholm)島での打ち上げはテレビ中継されていたが、テレビ画面にはカウントダウンの後、茶色の煙が噴出す様子が映し出された。民放テレビTV2によると、専門家らは点火装置に問題があるとみている。 デンマーク人天文学者にちなんで「ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)」と名づけられた試作機ロケットは、Peter MadsenさんとKristian von Bengtsson

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    rev-9 2010/09/06
  • ロシア極東に新宇宙基地、2018年にも有人宇宙船打ち上げ開始

    ロシア極東、アムール(Amur)州ウグレゴルスク(Uglegorsk)のボストーチヌイ宇宙(Vostochny)宇宙基地の建設予定地を視察するウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相(2010年8月28日撮影)。(c)AFP/RIA NOVOSTI/ALEXEY DRUZHININ 【8月29日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は28日、同国極東のアムール(Amur)州に建設が計画されているボストーチヌイ(Vostochny)宇宙基地の建設予定地を視察し、2018~20年にこの基地からの有人宇宙船の打ち上げ開始を目指すと述べた。 ロシアは旧ソ連崩壊後、隣国カザフスタンのバイコヌール(Baikonur)宇宙基地を借りており、カザフスタンに年間1億1500万ドル(約98億円)の基地使用料を支払っている。 ロシアは2007年、ボストーチ

    ロシア極東に新宇宙基地、2018年にも有人宇宙船打ち上げ開始
  • 太陽活動低下で大気圏上層の「熱圏」が縮小、米研究

    米航空宇宙局(NASA)が公開した太陽観測衛星「SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)」による太陽の画像(2010年8月1日公開)。(c)AFP/NASA 【8月27日 AFP】米国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research、NCAR)は26日、太陽からの紫外線が減少したため、地球の大気圏の層の1つである「熱圏(thermosphere)」が大きく縮小し、温度も下がっているとの論文を発表した。 熱圏は高度約90~500キロメートルに位置し、大気圏の上層を構成する。 米地球物理学連合(American Geophysical Union)が発行する学会誌「地球物理学研究レター(Geophysical Research Letters)」に掲載された論文によると、2007年~09年にかけて太陽黒

    太陽活動低下で大気圏上層の「熱圏」が縮小、米研究
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    rev-9 2010/08/28
  • 最初の「超大質量ブラックホール」はビッグバン直後に誕生、ネイチャー

    シミュレーションをもとに、質量が同じ2個の円盤銀河が衝突した場合の力学進化を表した想像図(2010年8月25日、オハイオ大提供)。(c)AFP/Ohio State University 【8月26日 AFP】最初の「超大質量ブラックホール」は、宇宙を生み出した「ビッグバン(Big Bang)」から比較的すぐに生成されたとする論文が、25日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。銀河形成の理論を書き換える発見となるかもしれない。 ブラックホールとは、重力が強大で光さえも抜け出せない領域を指す。ただ、通常のブラックホールは、超大質量ブラックホールに比べれば「こびと」のようなものだ。超大質量ブラックホールの中には、太陽の数十億倍の質量を持つものもある。 12年前に超大質量ブラックホールが初めて発見されて以来、天文学者たちは、天の川銀河を含むすべての銀河に超大質量ブラックホールが1個ず

    最初の「超大質量ブラックホール」はビッグバン直後に誕生、ネイチャー
  • 粒子加速器の実験に影響か、CERNが約280億円の予算削減案

    スイス・ジュネーブ(Geneva)近郊の欧州合同原子核研究所(European Organization for Nuclear Research、CERN)で、コンピュータ画面に映し出された粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」の実験データを見る科学者ら(2008年9月10日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【8月26日 AFP】欧州合同原子核研究所(European Organisation for Nuclear Research、CERN)の財務特別委員会が25日開かれ、参加国はCERNの2011~2015年予算から3億4300万スイスフラン(約280億円)を削減する案で合意した。同研究所広報担当が同日明らかにした。予算削減により、世界最大の粒子加速器の実験に影響が出る恐れがあると研究所関係者らは警告してい

    粒子加速器の実験に影響か、CERNが約280億円の予算削減案
  • 近接連星系の惑星、日常的に衝突か NASA

    惑星同士の衝突を示した想像図(2010年8月25日NASA提供)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH 【8月26日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は25日、2個の主系列星から成る近接連星系(RS CVns)の周囲で惑星同士の衝突が日常的に発生していることを示す証拠を、スピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)を用いて発見したと発表した。スピッツァーの赤外線画像に、3つの近接連星系の周囲で惑星同士の衝突の痕跡が認められたという。 天文学者らによれば、近接連星系には理論上、生物が住める惑星が存在するとされるが、もしそうだとしても、「住人」にとっての住み心地は良くなさそうだ。 近接連星系の主系列星は年齢、質量が太陽と同等で、互いの軌道を近接した状態で回っている。しかし、時とともに徐々に接近していき、しまいには重力の影響が変化して互いの惑星の軌道がかく乱

    近接連星系の惑星、日常的に衝突か NASA
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    rev-9 2010/08/26
  • 「マグネター」はなぜブラックホールにならなかったのか?研究論文 国際ニュース : AFPBB News

    米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)がとらえたクエーサー(2010年3月17日公開、文とは関係ありません)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech 【8月22日 AFP】「マグネター」と呼ばれる特殊な天体が、星の進化とブラックホールの誕生に関する理論に一石を投じたとする論文が、18日の欧州天文専門誌「アストロノミー&アストロフィジックス(Astronomy and Astrophysics)」に発表された。 このマグネターは、地球から1万6000光年離れた、「さいだん座(Ara)」のウェスタールンド1星団(Westerlund 1)の中にある。マグネターとは、超新星爆発により生まれた特殊な中性子星で、地球の1000兆倍とも言われる非常に強い磁場を持つ。 1961年にスウェーデン人の天文学者が発見し、恒星物理学の世界で格

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    rev-9 2010/08/23
  • 月が「縮んでいる痕跡」を発見、NASA探査機の画像から 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News

    米航空宇宙局(NASA)の無人月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が撮影した月面の「タウルス・リトロー(Taurus-Littrow)」。背後は、月面の収縮により玄武岩が押し上げられてできた突状断崖。矢印は、アポロ17号の着陸地点(撮影日不明)。(c)AFP/NASA/GSFC/Arizona State University 【8月20日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の無人月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter、LRO)」が撮影した画像から、月がわずかながら収縮していることを示す痕跡を発見したと、米科学者チームが19日、米科学誌サイエンス(Science)に発表した。 スミソニアン航空宇宙博物館(Smithsonian Museum's National Air and Space Museum)のトーマ

    月が「縮んでいる痕跡」を発見、NASA探査機の画像から 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News
  • 火星探査、本当に実現可能?無重力半年で体力40%低下 米研究

    米航空宇宙局(NASA)が公開した火星探査のイメージ画(2009年6月12日提供)。(c)AFP/NASA/PAT ROWLINGS 【8月19日 AFP】有人火星探査は科学にとっては偉大な一歩かもしれないが、宇宙飛行士にとっては筋肉寿命を大幅に縮める危険な苦行になるかもしれないとする研究が、米生理学誌「Journal of Physiology」(電子版)に発表された。 米マルケット大(Marquette University)のロバート・フィッツ(Robert Fitts)教授(生物学)率いる研究チームは、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)に約6か月間滞在した米国とロシアの飛行士9人について、帰還当日にふくらはぎの筋肉の生体組織を採取した。 打ち上げ45日前に採取しておいた生体組織と比較してみると、無重力下で筋肉が大幅に萎縮していく様

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    rev-9 2010/08/19
  • 観測史上最大の巨星を発見、元は太陽の300倍以上

    チリにある欧州南天天文台(ESO)の光学・赤外線望遠鏡VLT(Very Large Telescope)で撮影したタランチュラ星雲。中央は拡大画像、右は近赤外線画像(2010年7月21日公開)。(c)AFP/ESO/P.CROWTHER 【7月22日 AFP】太陽より2000倍も明るい観測史上最大の巨星を発見したとの論文を、英シェフィールド大(Sheffield University)などの国際研究チームが21日、英王立天文学会(Royal Astronomical Society)の専門誌「Monthly Notices」に発表した。これまで考えられてきた太陽質量の限界を2倍に拡張する発見という。 この巨星は、チリにある欧州南天天文台(ESO)の光学・赤外線望遠鏡VLT(Very Large Telescope)を使ってタランチュラ星雲(Tarantula nebula)にある2つの若い

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  • ソーラー無人機「ゼファー」、7日間連続飛行の記録達成

    米アリゾナ(Arizona)州にある米軍のユマ性能試験場(Yuma Proving Ground)を離陸したソーラー無人航空機「ゼファー(Zephyr)」(2010年7月9日撮影)。(c)AFP/QINETIQ 【7月20日 AFP】軍事偵察などの用途に設計された太陽光発電で飛ぶ超軽量の無人航空機が、7日間連続飛行の記録を達成した。製造元の英防衛機器キネティック(QinetiQ)が16日発表した。 キネティックの無人航空機「ゼファー(Zephyr)」は全長22.5メートル、重量はわずか50キログラム。米アリゾナ(Arizona)州の米軍試験場で7日間の連続飛行に成功した。このままさらに7日間飛行を続けることも可能だという。 今回の記録は、2008年に非公式ではあるが同機が達成した無人連続飛行記録の82時間より2倍以上長い。ゼファーが着陸した時点で公式に記録達成となる。 キネティックは声明で

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    rev-9 2010/07/20
  • 太陽の力で飛ぶ「ソーラー・インパルス」、昼夜連続26時間飛行に成功

    太陽エネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機の試作機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」が8日朝、約26時間の連続飛行を達成した。夜間を通して飛行したのはソーラーエネルギーだけで飛ぶ飛行機として初めて。 ソーラー・インパルスは日の出の3時間後にあたる午前9時1分(日時間午後4時1分)、前日早朝に飛び立ったスイス西部パイエルヌ(Payerne)の飛行場にスムーズに着陸した。初の夜間飛行でエネルギー残存量が心配されたが、日中の14時間に1万2000個の太陽電池に蓄えたエネルギーは、日の出を迎えた時点で予想より3時間分多く残っていたという。 写真は、日の出の中を飛ぶソーラー・インパルス(2010年7月8日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【7月8日 AFP】(一部更新)太陽エネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機の試作機「ソーラー・インパルス(Solar I

    太陽の力で飛ぶ「ソーラー・インパルス」、昼夜連続26時間飛行に成功
  • 火星に「水の流れ」示す鉱物、ただし「海」はなかった? 欧研究

    米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)」の高解像度カメラ「HiRISE」がとらえた火星北半球の中緯度にある衝突クレーターの壁面にみられる小渓谷(2010年6月 11日公開、4月13日撮影)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech/University of Arizona 【6月28日 AFP】欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)は25日、ESAの火星探査機マーズ・エクスプレス(Mars Express)と米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)」が、火星の北方平原でケイ酸塩水和物を発見したと発表した。かつて水の流れがあったことを明らかに示す証拠であり、水をはじ

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  • 熱風と毒ガスうずまく「死の惑星」オシリス、英ネイチャー

    欧州南天天文台(ESO)が公開した「太陽」を公転する木星に似た惑星、HD 209458b(オシリス)の画像(2010年6月21日提供)。(c)AFP/ESO 【6月24日 AFP】地球から150光年離れたペガサス座にある惑星HD 209458bは、古代エジプト神話の冥界の神にちなんで「オシリス(Osiris)」と名付けられているが、もし人間が近づけば瞬時に沸騰し、毒にまかれ、強風で体をひきちぎられる「通称にぴったり」の場所だ――。オランダ・ライデン天文台(Leiden Observatory)などの天文学者らによるこのような論文が23日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 オシリスは、太陽に似た黄色い恒星から約700万キロ離れて公転している。これは地球と太陽の間の距離の20分の1以下の距離で、オシリスの「1年」はわずか3日半だ。 オシリスの片側の表面は1100度に熱せられてい

    熱風と毒ガスうずまく「死の惑星」オシリス、英ネイチャー
  • カイパーベルト天体の大きさ測定に成功、ネイチャー

    米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)がとらえたこれまでで最も小さいカイパーベルト天体(Kuiper Belt Object、KBO)のイメージ図(2010年1月13日、NASA提供)。(c)AFP/NASA 【6月17日 AFP】地球から60億キロ離れたカイパーベルト天体(Kuiper Belt Object、KBO)の小さな岩石「KBO 55636」の大きさを数キロ以内の誤差で測定し、表面が氷のように白いことも見いだしたとする研究結果が、16日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 カイパーベルト天体は海王星よりも外側の、太陽から49億5000万~82億5000万キロの距離を周回する小天体で、これを構成する岩石群は太陽系の惑星生成過程で残されたものと考えられている。 米マサチューセッツ工科大(Massachusetts

    カイパーベルト天体の大きさ測定に成功、ネイチャー