テスラ「モデル3」の右ハンドル車に試乗した。先に簡単に結論をいえば、EVに特化することで作り慣れたテスラの量販型モデル3は、さすがに出来がよいと唸らざるをえなかった。それは単なる奇をてらったEVではなく、テスラの真剣さを感じられるクルマだった。 テスラ「モデル3」の右ハンドル車に試乗! ディスプレイに機能を集約、スマホ世代にピッタリ? テスラはまず、高級4ドアセダンの「モデルS」を市場導入し、続いて高級SUV(スポーツ多目的車)の「モデルX」を発売した。車両価格1,000万円相当かそれ以上の価格帯の高級EVから車種展開を始めたのである。そして今回、いよいよ量販車種としてのモデル3を市販した。日本で販売するモデル3には3つのグレードがあり、価格帯は511万円~717万3,000円である。この価格帯は、メルセデス・ベンツ「Cクラス」やBMW「3シリーズ」に近い。 テスラの高級SUV「モデルX」