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ブックマーク / blog.livedoor.jp/mikako0607jp (40)

  • THE BRADY BLOG:リトル・アンセムズ 1. Never Mind The Fu**ers

    彼女はバスに乗って家に帰る途中だった。 彼女の外見は中国人か日人。韓国人かもしれないし、フィリピン人である可能性もある。 何にせよ、一見して極東、またはもっと広い意味でのアジア出身であろうことがはっきり見て取れる外見。その中年女性は、よほど急いでいたらしく、チャーチル・スクウェアのバス停に止まっていたバスに飛び乗り、後部座席へと歩いて移動した。 彼女が着用している赤いポロシャツの胸元には、TEDDY BEAR NURSERYという刺繍が見える。保育施設に勤める移民なのだろう。両手いっぱいにスーパーマーケットや1ポンド・ショップの袋を下げ、よちよちと頼りない足元で後部座席へと進む彼女の足が、つ。と何物かに触れ、転びそうになった。 足を通路まで投げだしてだらしなく腰かけていたスキンヘッド&タトゥーだらけのおっさん2人組の、どちらかの足に蹴躓いてしまったのである。 「ソ、ソーリー」 と彼女はR

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    rgfx 2020/02/22
  • THE BRADY BLOG:反緊縮派およびアナキストの必読、どころじゃないホームワーク本

    反緊縮派とアナキストは非常に親和性高いです。 グレイバー(&彼に惚れているピケティ)がそれを如実に示している。 欧州ではけっこう当然と見なされている図式。 経済のこと考えているのはアナキストです。(BY 森元斎 in Fukuoka。彼の「アナキズム入門」ちくま新書 読んでください!! これもホントそう思う)

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    rgfx 2017/05/19
  • THE BRADY BLOG:松尾匡先生が熱い書評を書いてくださいました

    ま、松尾匡先生が書評を書いてくださいました。 まさか久留米ラーメンの呼びかけがこのようなことになろうとは。。。 新春書評:レフト3.0がわかる(その2) http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__170107.html 一部転載させていただきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−− そうなんです。「レフト3.0」を一言で表すならば、「左翼ポピュリズム」なんですね。一方に「異質な者への憎悪」のような大衆感情があり、他方に理性的な人権理論があり、前者に依拠する主情派が右翼ポピュリズムで、後者に依拠する知性派が左翼だというような図式は大間違いです。「レフト1.0」の様々な誤りをひとつひとつ反省したはずの「レフト2.0」が、反省し漏らし、むしろ悪化させた誤りが、「上から目線」のエリート主義的な理論の押しつけだったと思います。 そうではなく、空腹の胃袋や過労の筋肉痛と

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    rgfx 2017/02/03
  • THE BRADY BLOG:怒りの酔拳その1:確定申告にデモクラシーを。

    英国の国税局がめちゃくちゃなことをしやがっている。 昨年まではユーザーIDとパスワードだけでするっと自分のアカウントに入ってオンラインで確定申告できたのだ。 ところが、なんかいきなり自分のアカウントにログインするのが至難の業になっている。 ユーザーIDとパスワードを入れると、「あなたがご人かどうか確認します」とか言いやがって、人のクレジット・ヒストリー(信用履歴。ってやつか日語では)を詳細に聞いてきやがる。 1998年にクレジットカードのアカウントをオープンされていますが、それは何月だったでしょう? A2月 B3月 C4月 D5月 とか人も覚えていない質問を次から次によこしやがって(またこれが三択じゃなくてなぜか四択。よけい迷うだろ)、一度でも間違ったら「7日後にもう一度トライしてください」とか言いやがり、こんなことではわたしはいつになっても自分のアカウントにログインできないと激昂し

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    rgfx 2016/12/19
    官僚や権力持ちに好き勝手やらせるとこういう羽目になるのだな。
  • THE BRADY BLOG:勝てる左派と勝てない左派とサパティズム

    むかーし、Yahooニュースに書いた「勝てる左派と勝てない左派」という記事が なぜか今さらPV絶好調なんですけど、この記事で取り上げたポデモスのパブロ・イグレシアスという人はサパティズム研究で博士号を取った人。 拙著『This Is Japan』に登場するベテラン山谷運動家の中村光男さんが 「日の左派を見ていると、サパティスト的なものはいったいどうなっているのよ、と思う」 と発言したのは、ほんとうに意味があることで、 あそこで中村さんの姿にイグレシアスの「左翼は人民のツールになれ」と吠える姿が重なったとわたしが書いたのにも理由があった。 このあたりをよく考えないと、左派に未来はないと思う。

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    rgfx 2016/11/15
  • THE BRADY BLOG:貧乏を身にまとい、地べたから突き上げろ

    「貧乏を身にまとい、地べたから突き上げろ」というタイトルのエッセイを書かせていただきました。昨日、どしゃ降りの雨の中を30分バスを待たなきゃいけなくて、バス停の(アンチホームレス仕様のめちゃくちゃ座りにくい)ベンチに座って読んでいたのですが、橋治さんのエッセイの「でも私は、自分の仕事が金に負けるのはいやです。これだけは意地です」という文章にリアルに泣きました。

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    rgfx 2016/10/03
  • THE BRADY BLOG:『サフラジェット』の邦題的問題について

    拙著『THIS IS JAPAN』で紹介した映画『サフラジェット(原題)』が日で公開されるそうで、まあ良かったこと。と思って邦題を見たらびっくりした。 政治的問題は置いといても、これじゃあまず何の映画なんだかさっぱりわかんねえだろう。 まあ確かに、あの映画を見れば、獄中からシャバに出てきたサフラジェットたちと「花」の関係も描かれているし、ラストシーンで「花が集まる」という意味もわかる。 でも、映画を見てから「あーなるほどねー」じゃ客は集まらん。 そもそも、日では、女性を扱った作品とか、女性がつくった(書いた。も含む)作品は、勇ましいタイトルでは「売れない(大御所は別)」という変なコンセンサスがあるらしいことを、わたしは経験を通して感じた。 岩波書店の社内会議で「ロンドン・コーリング」をかけた伝説の編集者は、「マーケティングとは客を侮ることではない」という名言を吐いたが、そういうアティテ

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    rgfx 2016/09/15
    「岩波書店の社内会議で「ロンドン・コーリング」をかけた伝説の編集者は、「マーケティングとは客を侮ることではない」という名言を吐いた」
  • THE BRADY BLOG:日本ライブツアーのグッズまで作ってもらって。。。

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    rgfx 2016/08/10
    良さだ
  • THE BRADY BLOG:Life is a piece of shit after all 〜人生はやっぱり一片のクソ〜

    ムスタファという3歳児が底辺託児所に来ている。 母親に連れられて生後6か月の妹と一緒にエジプトから渡英したばかりで、全く英語の喋れない、痩せこけた黒人少年である。 託児所に来るようになった子供は、最初は人見知りをする、母親を求めて泣くなどして落ち着かないのが当たり前だが、ムスタファの場合はその様子がすこぶるサッドである。というのも、彼は3歳児のくせに無言でさめざめ泣くからである。 初日、2日目と、専属のような形で彼の担当に回されたが、機嫌よく静かに遊んでるなあ。パズルで。と安堵しながらふっと彼の顔を見てみれば大粒の涙が頬にぽとぽとこぼれ落ちたりしていて、「子供の癖に、沈黙のうちに泣くのはやめなさい。ぎゃあ、とか、ひゃあ、とか言いなさい。物凄く悲しいから」と思わず叱りたくなるのは、それはきっと、わたしがこういう男に弱いからなのだろう。 つぶらな瞳で何事かを一生懸命に訴えられたって、こっちは何

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    rgfx 2014/02/27
  • THE BRADY BLOG:ロザリオ

    世界三大美女産出国は3C。3Cとは、即ちキューバとコスタリカとコロンビアだ。 と書いたのは故・中島らもだったが、コロンビアという国の血には確かに何かがありそうだ。 底辺託児所にもコロンビア人の母と英国人の父を持つロザリーという20歳のボランティア女性がいるが、これがもうペネロペ・クルスの顔が不完全に思えるような凄まじい美貌の持ち主なのである。 底辺生活者サポート施設に出入りするようになってわかったのは、英国社会の底辺を這っている女性たちには、女であることばかりか人間であることすら放棄してしまったようなクリーチャーも多いが、常識でいう“別嬪”の基準ラインを大きく上回っている女性がなぜか結構いるということだ。 普通ならば恵まれた容姿を活用してぶいぶい言わせるとか、裕福な男を捕まえて成り上がるとか、そういうアンビシャスな人生パターンが思い浮かぶが、底辺から這い上がれない彼女たちを見ていて

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    rgfx 2014/02/27
  • THE BRADY BLOG:Benefits Street

    英国在住の方々しかご存知ない話題だが、 チャンネル4の「Benefits Street」の第3エピソードにわたしは泣いた。 わたしが底辺託児所シリーズで書きたかった世界が映像としてここにある。 http://www.channel4.com/programmes/benefits-street 年頭から英国で大きな話題になっている(賛否両論の)番組だが、 http://en.wikipedia.org/wiki/Benefits_Street 餓死者を出す福祉後進国もやりきれないけれど、 無職者を国蓄として金だけ与えて飼って来た社会。もやりきれない。 ヒューマニティー。の意味を考えさせられる番組だ。 英国在住の方々はぜひ見ていただきたい。

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    rgfx 2014/01/22
    見ようと思ったけど接続元IP見て弾かれた(;´Д`)ぁ > channel4
  • THE BRADY BLOG:餓死する人を出さない社会

    エレキングの連載を書いた後で、日のニュースサイトを見てたら 「なぜ日では餓死者が出るのか」 ということが話題になっていて、こりゃもはや祖国のほうがUKよりよっぽどアナキーじゃんと思った。 底辺託児所で働いていた頃は、生活保護や失業保険で生きている人たちの子供を預かる施設で働いていたわけだから、当然多くの人々に、 「日では、無職者への福祉はどうなっているのか」 と質問された。 で、わたしがいつも答えていたのは、 「日では働かない人は死ぬしかない。そういう社会です」だった。 が、メタファーだった筈のその言葉が、リアリティーになる日が来ようとは思ってなかった。 映像を配給する仕事の人や関係者。がもし読んでおられたら、ケン・ローチの『The Spirit of '45』を日公開していただきたい。 作品の出来・不出来は別にして、これはいま日人が見るべき映像だ。というか、目からウロコだと思

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    rgfx 2014/01/20
    現状、共産党に票を入れないというのは、そういうことでもあるよなあ。IQ高いくせにすげえ安普請で済ましちゃう。
  • THE BRADY BLOG:マイ・リトル・レイシスト

    営業マンに苦手なクライアントがいるのと同じように、保育士にも“できればスルーしたい”と思うガキはいる。 わたしの場合、そのカテゴリーに該当するのは凶暴児ジェイクだった。 なにしろ彼の場合、顔つきがまず尋常ではない。こんなに暗い目、というか、ひょっとしたら狂っているのではないかと思うような強烈な目つきをした幼児を、わたしは他に知らない。 そんな凄い目つきのガキが、殴る、蹴る、痛めつける、破壊するといった行為をエンドレスで行っており、諌めれば必ず暴力で反撃される。 また、口にする内容がいっぱしのアンダークラスのフーリガンなため、人種差別的発言が多く、外国人の大人にとっては忍耐力を試されることになる。 その上、妙に頭が良く、何処を突けば大人を傷つけることが出来るか正確に知っているから始末におえない。 かくいうわたしなんかも、そもそも彼に対して苦手意識を持つようになった直接の原因は、 「あんたみた

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    rgfx 2013/05/06
  • THE BRADY BLOG:そろそろケヴィンについて語ろうか。

    We Need to Talk About Kevin. という映画がある。 邦題は「少年は残酷な弓を射る」で、日の配給側のマーケティング戦略のためにいきなり山岸涼子系映画にされてしまったようなのだけれども、当然ながら、英国ではそのような映画としては捉えられなかった。 We Need to Talk About Kevin. というタイトル(オレンジ賞受賞の原作も同題)が大変に優れていると思うのは、「(闇に葬らないで)ケヴィンについて語らなくっちゃね」というニュアンスが含まれているからであり、こうした事件が起こるたびにマスコミはびっくり下世話ニュースを書き立てるものだが、そういうのとは別のところで、「そろそろ、きちんと語りましょうや」という意志が感じられる。という理由がまず1つ目。 2つ目は、 We Need to Talk About Kevin. と言いながら、実はこれは少年ケヴィン

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    rgfx 2012/09/19
  • THE BRADY BLOG:五輪開会式はUKカルチャーの優れた宣伝だったと思うか?

    というユーザー投票をガーディアン紙電子版が行っている。 今のところYesが81%でNoが19%になっている。 週明け、月曜日のわが職場なども、保育士やペアレンツたちの会話はほぼ全てロンドン五輪開会式に関するものであった。 海外でウケているという007&女王の絡みは、英国人にも大ウケしている。 「ダイアナが亡くなる前の女王なら、絶対にあんな、ちゃらけたことはしたことはしなかった。あの人も、いろいろあって変わったのよ。王室のPR戦略を、子や孫たちのために実行しているのね」 というのは、ランチタイムにスタッフ休憩室で熱弁をふるっていた、わが保育園のマネージャー代理の言葉。 職場でたった一人の非英国人。 という立場で働いたことのある人ならご存知だろうが、こうした一大イベントがある度に、英国人というのは多大なる熱意を持って外国人に王室のことや何かを教えようとする。 性格的に教え好きなのか、文句ばっか

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    rgfx 2012/08/03
    ブレイディみかこ氏からの感想きた
  • THE BRADY BLOG:ファッキン。のリアリティーとしての重力

    過日、あるミーティングに出席した。 同僚の一人への懲戒処分を決定するための審査会議である。 と書くと、えらく物々しいが、非常に小規模な職場のわが保育園のことである。 審査委員というのは、つまり保育園の雇われマネージャーのことであり、懲戒処分の行方を決定する審議官というのは保育園のオーナーであるという、大変にこじんまりとした審議だ。それゆえ懲戒処分の対象になっている同僚側にも労働組合代表などのオフィシャルなサポートはおらず、「懲戒処分に関する会議では、当該雇用者には同僚の一人を随伴する権利がある」というEU雇用法に基づき、同僚を一人同席させる権利だけは与えられたわけだが、当該同僚が会議の随伴人として選んだのが、あろうことか職場でたった一人の外国人であるこのわたしだったのである。 同僚。というのは、以前、このブログでも書いたことのある18歳(もう19歳になったけどな)のSである。底辺託児所に来

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    rgfx 2012/07/18
  • THE BRADY BLOG:あなたが英国人である誇りを感じるのは、女王?それとも、 ピストルズ?

    英国はダイヤモンド・ジュビリー(女王在位60年祝賀)の4連休。であった。 んで、ジュビリー。と来れば、必ずセットでついて来るのがパンクらしい。 それについては、こういうFinancial Timesの記事もあった。 http://www.ft.com/cms/s/2/2b9ed96c-a97c-11e1-9772-00144feabdc0.html?ftcamp=published_links%2Frss%2Flife-arts_music%2Ffeed%2F%2Fproduct#axzz1wm2F84r8 わたしが勤務する保育園でも、一応ジュビリー祝賀のティーパーティーが開かれ、そのための装飾品やら、従業員用のユニオンジャックの帽子やらを買い出しに行かされたわけだが、いまやジュビリーとパンクというのは、当に一般庶民用の商品レベルで合体しているのだ。という事実を思い知らされた。 例えば、

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    rgfx 2012/06/06
  • THE BRADY BLOG:リトル・アンセムズ6. 虹の彼方に

    家の近所で、いつの間にか引越しラッシュが起きていた。 以前「5歳の息子に『目を合わすな』と教えている」と書いたことのある隣人のうち2人が、知らない間に引っ越して行ったのである。 まず、いつも迷彩柄の服を着て街を徘徊し、ぶつぶつ独り言を言っているかと思うと突然他人に罵声を浴びせていた一人暮らしのSが引っ越して行ったそうで、彼が住んでいた家には「FOR SALE」の不動産屋の札が立っている。 で、その向かいに住んでいたやはり一人暮らしのおっさんで、介護していた母親が亡くなると同時に気を病み、預言者の如くに神の存在を説きながら歩く人になっていたTも引っ越して行った。彼の家の前庭にも、やはり「FOR SALE」の札が立っている。 「二人まとめて、同時にいなくなったの?」 「事の発端はT。彼がSん家に忍び込んで、現金と小切手帳を盗んだんだよ」 隣家の息子が紅茶をすすりながら言った。 「Sもさ、ちょっ

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    rgfx 2012/05/01
  • THE BRADY BLOG:日本人の礼儀の礼。を考察する

    タイガー・マム。っちゅうのが、一時期、英米では流行語になった。 何なのかをつらつら書くより、リンクを貼る。 http://globe.asahi.com/bestseller/110403/01_01.html で、今度は、イーグル・ダッド。を自称する中国人が出てきて、英国でも大変な話題になった。(日にも、はだか教育とかあったよな) これもいったい何なのかをつらつら書いている時間はないので、リンクを貼る。 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2856728/8432742 で、長く来てくださっている方ならピンと来たかもしれないが、わたしが再びずっと考えているのが「愛着理論」の礼子のことである。 あの書き物で、彼女を礼子という名にしたのは、他でもない、礼儀の礼。からであった。 んなもなあ、はなから英国には存在しやしねえ「礼」である。

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    rgfx 2012/03/30
  • THE BRADY BLOG:リトル・アンセムズ5 キャメロン首相の墓石に刻まれる言葉

    彼女の息子は公立のカソリック校に通っているが、学校ではいつも、クラスで唯一の黒人少年Rとつるんでいるらしい。 学年で一番背が高く、足が速くて、大人びて見えるRは、むかし、鹿島アントラーズという日サッカークラブでプレイしていたサントスという選手を思い出させる。 そんな美しい野生動物のようなRと、ミニチュアのジャック・ブラックのようなルックスの息子のペアは凸凹で不思議な組み合わせだが、2人の友情は今のところ揺るぎ無い。 そんなわけで今年のクリスマスも、彼女の息子とRは互いの家を行ったり来たりして過ごす予定だったが、Rの祖母が12月半ばにロンドンで他界したため予定は頓挫した。 だから、Rの父親が、大晦日にRを連れて彼女の家にやって来たときには、息子は小躍りしてエキサイトした。 子供たちはさっさとPCがある部屋に行ってしまったので、彼女はRの父親に紅茶を出す。 「あ、もっと強いものの方が良いか

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    rgfx 2012/01/10