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ブックマーク / youkoseki.tumblr.com (11)

  • 閉じたインターネットについての短い歴史

    yomoyomoさんの「もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて」、面白かったですね。90年代からインターネットを利用している人であれば、最近はインターネットも変わってしまったな、と感じることがあるはずで、その是非については、文中にもあるように様々な議論がなされてきました。 あの頃のインターネットが大好きで、いまインターネット研究者をしている身としては、今日に至る変化を複雑に受け止めていますが、一方でなぜこうなったのか考えてみるのはなかなか面白いのではないでしょうか。 私は常々「インターネット三国志」のようなものを書けたら面白いかもと思っていたので、この機会にざっくり、やや妄想的になぜインターネットが変化したのか、考えてみます。 iPhoneがインターネットを再構築した まず、yomoyomoさんのコラムでは言及されていませんでしたが、「今日のインターネット」(閉じたインターネット、不

    閉じたインターネットについての短い歴史
    rgfx
    rgfx 2019/02/01
  • インターネットはすでに死んでいる*

    (*個人の感想であり、体感には個人差があります) なにかにつけ大きな主語を使ったり、隙あらば「○○は死んだ」と言ったりするのはインターネッターの悪い癖だが、ここで私は大きな主語を使いながらネットワーク中立性について書く。 ネットワーク中立性とは「ユーザー、コンテンツ、サイト、プラットフォーム、アプリケーション、接続している装置、通信モードによって差別あるいは区別することなく、インターネットサービスプロバイダ(インターネット接続業者)や各国政府が、インターネット上の全てのデータを平等に扱うべきだとする考え方である」(Wikipedia)である。 重要なのは、これがインターネットサービスプロバイダ(ISP)への規制であるということだ。ISPは、その回線上で流れるデータを差別してはいけない、ということである。 この原則はとても重要であった。もしインターネットにこの原則がなければ、ISPは自社と競

    インターネットはすでに死んでいる*
    rgfx
    rgfx 2017/11/27
    インフラ業としての矜持だけで保ってる感が有るよ。/ピアリングだのトランジットだのにおける収入を説明した記事とかスライドとか有ったような…えーと。。
  • 嫌われるウェブ2.0

    クックパッドがハチミツを利用した離乳レシピや、豚ユッケを掲載していた件で、批判を集めている。CGM(Consumer Generated Media)やウェブ2.0なんて言葉が死語に近付きつつある中、こうしたCGMサービス、Web 2.0企業に対する逆風が今になって強まっているのは偶然だろうか。 一番の例は、Naverまとめだろう。Naverまとめは誰でも投稿できるCGMプラットフォームだが、他者の著作物を転載、再利用したコンテンツが散見されながら、プラットフォーム側はその対応を十分に行っていないと言われている。無断転載はブログ時代にもあったことで、CGMと無法者の関係は今にはじまったことではない。しかし、これまでその矛先はブログ著者など個人に向かうことが多かった。今や批判は「まとめ主」など投稿者よりも、プラットフォーム側へ移りつつあるようだ。 似たような例として、海外でのYouTube

    嫌われるウェブ2.0
    rgfx
    rgfx 2017/04/11
    各所CGMの治安の悪さを見るに「Web2.0的ユートピア幻想その後」という昨今。検閲がまったくない・無制限な自由はいいことだったのか、「ユートピア」のなかで他者が濫用されるのってどうよ、とか。
  • 閉じたインターネットについての短い歴史

    yomoyomoさんの「もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて」、面白かったですね。90年代からインターネットを利用している人であれば、最近はインターネットも変わってしまったな、と感じることがあるはずで、その是非については、文中にもあるように様々な議論がなされてきました。 あの頃のインターネットが大好きで、いまインターネット研究者をしている身としては、今日に至る変化を複雑に受け止めていますが、一方でなぜこうなったのか考えてみるのはなかなか面白いのではないでしょうか。 私は常々「インターネット三国志」のようなものを書けたら面白いかもと思っていたので、この機会にざっくり、やや妄想的になぜインターネットが変化したのか、考えてみます。 iPhoneがインターネットを再構築した まず、yomoyomoさんのコラムでは言及されていませんでしたが、「今日のインターネット」(閉じたインターネット、不

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    rgfx 2016/08/31
  • Facebookを退職しました

    転職するたびにブログ記事を書く必要はないと思いつつ、入社エントリがあったのだから退社エントリもないとダメだろうという自分の中の律儀さに応えるために、なんらか書いてみます。 Facebookには4年前、2012年4月16日に入社しました。Ad Operationという役職でしたが、研修中にMedia Solutionsへチーム名が変わりました。2013年12月にはClient Solutionsに再度変更。「名前が変わってもやることは変わらない」というのはよくある話ですが、実際には会社がすさまじい勢いで大きくなる中で、名前より早くやることが変わっていく状態でした。2014年9月にはそのままClient Solutionsチームのマネージャーになりました。 2015年6月にMarketing Scienceというチームに移籍、Instagramの担当となりました。2016年からはInstagr

    Facebookを退職しました
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    rgfx 2016/08/31
  • なぜ神戸は最高なのだろう

    大学の先輩であるところのphaさんが、京都についての素晴らしい文章を書いていた。 とはいえ正直に言うと、私はあんまり京都が好きではない。大学生として、大学院生として、七年もの多感な時期を過ごして、街の各所にさまざまな思い出があるはずなのだけれども、京都と聞いていつも思い浮かぶのは、夏死ぬほど暑かったこと、冬死ぬほど寒かったこと、市バスに煽られながら自転車を走らせたこと、夜の河原町をヤンキーがたむろしていたこと、そういうことばかりなのだ。 私は神戸で生まれて、大学に入るまで神戸のニュータウンで育った。卒業してからは東京で生活をしている。他の街はあまり知らないけれども、自分の中で最高の街はいつも神戸だ。まあ、生まれ故郷が一番という人は多いだろう。しかし神戸人は特にその傾向が強い気がする。 phaさんが書くとおり、首都圏は鉄道網が発達していて、京都は自転車でどこでも行けた。他方、神戸は徒歩の街だ

    なぜ神戸は最高なのだろう
    rgfx
    rgfx 2016/07/08
    コンパクトな良さ、となると例えば博多とかどうなんだろう。やっぱくいもんの方向性かなあ。あと神戸の地下街つーか雨で困らない感じは良い。
  • セキュリティ大国、日本

    なにがすごいって、年金基礎番号がメールの添付ウィルスを開封する程度で流出してしまう事件について、もう誰も驚かないこと。生データが職員の持っていたパソコンごと電車に残されていても、非正規職員が名簿屋に横流ししていても、もう誰も驚かない。信頼ゼロという、ある意味で最強のセキュリティ。 June 1, 2015日年金機構が125万件の個人情報を流出させるという大事件をやらかしたのだが、世の中の反応は実に冷めている。米国なら集団訴訟待ったなし、欧州なら担当大臣の首が飛んでもおかしくなさそうな事件なのに、日には冷笑で済んでしまうようだ。かくいう私も冷笑する他にないし、これから自分が被害対象と分かったとしても、冷笑で済ませるだろう。 はっきり言ってしまえば、私達はもう公のセキュリティを信頼していない。日年金機構は特殊法人だが、そうした対象も含んだ、広い意味での「お役所」に、なんら期待を抱いていな

    セキュリティ大国、日本
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    rgfx 2015/06/02
  • ネットデマと戦う:ギズモード湯木進悟編

    この記事の位置付け: ネットにおけるデマ流通がなぜ増えているのか、どのように止められるのかを考察するとともに、デマ発信源の例として有名ブログ「ギズモード」ライターの湯木進悟氏を挙げ、その問題点を列挙することで、ネットにおけるデマ問題への関心を高める。 なぜネットでデマが生まれるか: ブログをはじめとするソーシャルメディアの普及により、今日では多くの人が簡単に情報を発信、流通できるようになった。おかげで個人の面白い話やタメになる情報を簡単に入手できるようになったし、コミュニケーションも容易になった。基的には喜ばしいことだ。しかし良いことばかりではない。ソーシャルメディアには、多くの人が簡単にデマを発信できる、そして多くの人がその流通に加担できるという側面もある。実際、ネットで生まれ、ソーシャルメディアで拡散されるデマがこのところ相次いでいる。 デマの流通がさかんになったのは、ただネット人口

    ネットデマと戦う:ギズモード湯木進悟編
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    rgfx 2013/11/15
  • ヘイターというビジネス

    情報発信ビジネスの民主化 インターネットが情報検索や情報発信の手段を変えたことに疑いの余地はありませんが、またインターネットが情報によって稼ぐ手段を変えたことも確かでしょう。ブログなどを利用すれば今や誰でも情報を簡単に発信できますし、その上でGoogle AdSenseや各種のアフィリエイトプログラムを活用することで簡単に稼ぐことができます。 たとえばマスメディアの時代ではテレビや雑誌で「社畜と家畜の共通点」というような他愛のない与太話を披露する機会があったとして、その結果、仕事を干されれば終わりです。しかしネットメディアの時代では書き手のモラル次第で飽きるまでそのような与太話を続けることができますし、PVがついてこようものなら、それをビジネスとして継続することさえできます。 もちろん手段があったところで、実際に金を稼ぐというのはなんにしても簡単なことではありません。それでもブログとアフィ

    ヘイターというビジネス
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    rgfx 2013/05/08
    2chのスレ立てって、どれくらいまでまとめブログに乗った時のPV稼ぎを意識して立てられてるんですかね、とも。板によるだろうけど。
  • マシなインターネットを作る:malaさんインタビュー

    こんにちは。今回はmalaさんのインタビューをお届けします。 malaさんはNHN Japanのエンジニアとして多くのウェブサービスの設計に関わるだけでなく、セキュリティやプライバシの観点から見たアーキテクチャについて、ブログでさまざまな情報や問題提起を発信されています。 特に昨年末に公開されたブログ記事「はてな使ったら負けかなと思っている2011」は、インターネットはどこへ行くかという私のもやっとした問題意識にピッタリとハマる素晴らしい文章でした。あの記事を読んで、これはぜひ一度お会いして、インターネットの現状やエンジニアの役割について、お話を聞いてみたい、と思ったのが今回の企画の発端です。未読の方は、まずそちらからどうぞ。 なお、インタビューは三月末に行われました。無職期間中に公開する予定で、ずいぶん時間がかかってしまいました。文中、私の所属する企業の話も出てきますが、例によってここは

    マシなインターネットを作る:malaさんインタビュー
    rgfx
    rgfx 2012/05/08
    うん、OSは仕事せんといかんよね。
  • TechCrunchでなにが起きているか

    この記事の位置付け: TechCrunch JAPANにとつぜん「TechCrunchが根的に(悪い方向へ)変わるかもしれない」という記事が掲載されて、いったいなにが起きているのかさっぱり分からない人のための(暫定)まとめ。(この記事は2011年9月7日の朝に書かれた。そのあと末尾に追記を加えている) 前提: TechCrunchは米国を代表するIT&ベンチャーブログ。創業者&編集長はMichael Arrington。2010年9月、AOLに買収されたが、Michael Arrington体制は変わっていない。AOLは他にもEngadgetやHuffington Postなどのコンテンツメディアを買収・所有しており、コンテンツメディア部門の長はHuffington Postの創業者、Arianna Huffingtonである。ちなみにAOLがHuffington Postを買収したのは

    TechCrunchでなにが起きているか
    rgfx
    rgfx 2011/09/07
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