以前、バナー広告の2つのコンバージョン率(CVR)に差が出たのかを調べる手段として、次の2つの手段を取り上げました(コラム:「コンバージョン率に差が出たか見極めるには」を参照)。 真のCVRを推定する。 2つのCVRに有意な差があるか検定する。 しかし、これらの方法はCVRについてだけでなく、割合・比率を扱う他の場面で活用できます。特に2つ目の「2つのCVR(割合・比率)に有意な差があるか検定する」という方法は、以下の場合にも適用できます。 入り口別のコンバージョン率の評価 リスティング広告のコンバージョン率の評価 A/Bテストの結果評価 ダイレクトマーケティング・キャンペーンの比較評価 今回は、以前ご紹介した事例・検定方法を復習した後、活用範囲を広げられるような事例を2つご紹介します。 復習:バナー広告変更の効果を測定 以前のコラムでは、バナー広告のクリエイティブを変更した事例を取り上げ