Slickがモナドの世界に旅立ってしまったので、Slick3への移行を進めつつ他のデータベースアクセスライブラリの動向からも目が離せません。 同期的に実行可能なデータベースアクセスライブラリとしてはScalikeJDBCが使いやすそうなのですが、SlickのタイプセーフクエリはScalaの特徴を活かした非常に便利かつ安全なもので、この方向性のものが欲しいなーと思っていたところ、最近活発に開発が行われているのがquillというライブラリです。 github.com 以前から気になっていたのですが、少し時間があったので軽く試してみました。 まずは以下のような感じでdbを準備をしておきます(SnakeCaseやH2Dialectは使用する命名規則やデータベースに応じて適切なものに変えるなり自作するなりする感じ)。 import io.getquill._ import io.getquill.n