昨日は、Jeremy Gibbons さんによる論文を 2本飛ばし読みしておりがみプログラミングと applicative な走査をみた。今日は何かを読む代わりに、Scalaz の使い方に焦点を当ててみる。 implicit のまとめ Scalaz は implicit を使い倒している。ライブラリを使う側としても、拡張する側としても何がどこから来てるかという一般的な勘を作っていくのは大切だ。Scala の import と implicit を手早く復習しよう! Scala では import は 2つの目的で使われる: 1. 値や型の名前をスコープに取り込むため。 2. implicit をスコープに取り込むため。 implicit には僕が考えられる限り 4つの使い方がある: 1. 型クラスインスタンスを提供するため。 2. メソッドや演算子を注入するため。(静的モンキーパッチ) 3