本データベースは近代以前の平安・京都の風俗を主に絵図を通して研究するために、国際日本文化研究センターが所蔵する江戸時代から明治期にかけての平安・京都を描いた「名所図会」の高精細画像データベースである。平成15年現在、当センターが所蔵する平安・京都に関する名所図会は、『都名所図会』『拾遺都名所図会』『都林泉名勝図会』『花洛名勝図会』『花洛細見図』『都名所画譜』『京都名所順覧記』『京都名所撮影』の八点であるが、これらを基に順次データベースを構築するとともに、今後資料の一層の充実をはかっていく予定である。