システム開発での仕様変更における影響の調査を効率化する「トレーサビリティー機能」を共同開発し、NTTデータから提供が開始された。 NTTデータと日本総合研究所は9月17日、システム開発での仕様変更時に影響を受ける設計書を上流工程の設計書(業務フロー図など)からキーワード検索で探し出せる「トレーサビリティー機能」を共同開発したと発表した。NTTデータが開発ツール「TERASOLUNA DS」の拡張機能として同日から提供している。 トレーサビリティー機能は、日本総研が影響調査での作業効率化を図るためのアイデアを考案し、NTTデータが具体的な開発を実施したもの。システム開発では仕様変更によって影響が及ぶ部分を特定する作業を、開発に着手する前に実施することが必要となるが、作業には多大な労力がかかる。変更や追加が重なるなど設計内容が複雑になっている場合は、作業がより困難になり、調査結果の精度も悪化す
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