2008年05月07日23:30 カテゴリCodeArt 約束なきところに寛容なし それは、間違いだ。 ドタキャンばかりする人々と,何年でも無遅刻無欠勤を続ける人々 - 諏訪耕平の研究メモ ルールがきつくなればなるほど,人々は寛容さを失う。これは間違いないと思う。 少し落ち着いて考えれば、わかる。 寛容が成立するためには、以下の手続きを踏まなければならない。 約束 約束の不履行 制裁 この3.の段階において、制裁を課せられる者が期待(expectedというよりfeared)よりも少なく課せられることが、寛容である。許すためには許すか許さざるかという選択肢が必要で、その選択肢を成立させるのが約束である以上、約束なしには寛容はありえないのだ。 問題は、だから約束=ルールそのものではない。過剰な約束と、それによる約束の不履行の乱発、そして乱発された約束不履行の損失を補填するための過剰な制裁、すな