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noteに関するrocketboy_miyaのブックマーク (51)

  • ポテトサラダぐらい|マスダノリコ

    あのあと築50年のアパートに帰宅した爺、年中出しっぱなしの炬燵の上にスーパーの袋をガサッと置く。袋の隣には小銭が散らばっている。次の年金の振り込みまであと5日。スーパーで惣菜を買いたかったが諦めて特売のカップ麺が今日の昼だ。 流しは洗い物で溢れていて、この暑さで饐えた臭いがしている。が亡くなって三年、まともな料理べたことがない。最初の一年は呆然と過ごした。さまざまな手続きや片付けもあった。夢中で過ごした。一年経って、自分がまともな事を取っていないのに気づいた。 特においしいとも思っていなかった料理が恋しかった。とりわけ恋しかったのがポテトサラダだ。自分で作ってみたらどうだろう? 最近は男性向け料理教室などというものがある。たしか老人会でもあったはずだ。爺はずっと避けていた地域の集まりに行ってみようかと思ったが、いまさらと思ってやめた。 もともと社交的な性格でもなかった爺には、

    ポテトサラダぐらい|マスダノリコ
  • 関矢さん|山本博志

    今日、関矢寛之元三段の将棋が中継される。もう辞めていても、新人王戦ベスト8に残っているとは。やっぱり強いんだなぁ。 実は3月、関矢さんの事をnoteに書こうと思って1週間近く何回も書いてみたのだが、全くまとまらなくて、ついに諦めた。 最近はあまり連絡も取っていないし、こういうご時世になってしまって、会う事も無い。まぁ、元気にやってるんだろう! 将棋会館で偶然会って話すのが楽しかった。あんなに4階のカウンターが似合う人はいないと思う。 今日、4階に居るのかと思うとなんか嬉しい。 久々に関矢さんの将棋が観れるのが楽しみだ。 今なら書けそうなので、つらつら書いてみます。 ーー 関矢さんが最後の三段リーグを9勝9敗で指し分けて退会する事が決まった3月7日の夕方頃、僕は将棋会館に向かっていた。外は薄暗くて、少し雨が降っていた。 ここでは詳しく書かないがこの日は西山さんが昇段する可能性もあり、そうなれ

    関矢さん|山本博志
  • 宮沢孝幸准教授、 藤井聡教授が語った「ライブビジネスを安全に再開する方法」|柴 那典

    先日、SUPER DOMMUNEで「Talking About With / After CORONA『ライヴエンターテインメントの行方』」と題したトークセッションが開催されていました。 ものすごく有意義な内容で、僕としても、いろいろと目から鱗が落ちる内容だった。普段はアーカイブの残らないプラットフォームなんですが、これは広く沢山の人に伝えるべきだということでYouTube上にアーカイブが公開されています。 第一部、第二部、第三部、そしてDJセットの第四部という合計5時間の内容。全編、とても興味深い内容だったのだけれど、特に印象的だったのが「新型コロナウイルスと共生するライブミュージック」と題した第三部だった。 パネラーは 宮沢孝幸(京都大学ウイルス再生医科研究所准教授) 藤井聡(京都大学大学院工学研究科教授) 清水直樹(クリエイティブマン・プロダクション代表) 加藤梅造(LOFT PRO

    宮沢孝幸准教授、 藤井聡教授が語った「ライブビジネスを安全に再開する方法」|柴 那典
  • 飯田圭織バスツアー伝説|pato

    あまりに唐突かもしれないが、僕は「飯田圭織バスツアー伝説」の逸話が大好きだ。これはもはやレジェンドともいえるレベルでインターネットでも有名なので、多くの人がご存じだろうが、端的にその内容をまとめておく。 ・AKB48よりはるか前に国民的アイドルグループだったモーニング娘。で2代目リーダーとして人気を博していた飯田圭織さんが7年間の活動を終え、2005年、グループを卒業した。 ・その2年後の2007年、7月7日、奇しくも7が揃ったこの日にファンにとって待望の再会となるバスツアー「飯田圭織・前田有紀“大人の七夕祭り”日帰りバス旅行」が企画された。 ・古参ファンにとっては特に待望のツアーであったはずだが、実施の前日となる7月6日、飯田圭織さんの結婚妊娠が報じられる。ファンたちは阿鼻叫喚となったが、バスツアー当日はほとんどキャンセルがなく何事もなかったように実施された。 ・参加費19000円とい

    飯田圭織バスツアー伝説|pato
  • 僕が小説を書いた理由|三木一馬

    僕は2000年から出版社で編集者として働き、2016年に退職しました。最終役職は電撃文庫の編集長です。現在はストレートエッジという会社で、同じく編集者として働いています。 このたび、自分は一念発起して、編集者としてではなく一人のアマチュア小説家として小説を執筆しました。 タイトルは『チートの王』です。 https://ncode.syosetu.com/n3229ga/ このnoteを書いた理由なのですが、もし自分を知る人がいたら、まず初めに、 「なんでお前、編集者のくせに調子に乗って小説とか書いちゃってんの?」 と思われたでしょう。 それにはわけがあります。 自分は小説の編集者を生業とし、アニメやゲームのプロデューサーも兼務をしています。 つまり、小説を評価したり修正指示したりする側の人間であり、あくまで非クリエイター領土にいる人間だと周りも認識しているだろうし、自分もそう思っております

    僕が小説を書いた理由|三木一馬
  • マイクロソフトの採用面接、古川ブログ再投稿_002|samf、古川 享

    マイクロソフトの採用試験は現在電子化されて広く応募要項はインターネットで 公開されており、20数人の新入社員合格者に対して応募倍率は2千数百分の1だ と聞いたことがあります。 いつも社内で話をしているのは、最終学歴が高卒の 私(Sam)ではきっと一次試験で落ちてしまって、今のマイクロソフトには採用して貰え ないだろうな、と思う私なのですが...過去、マイクロソフトの社員の採用にあた り、私自身で2000人以上の方と個人面接をしたのではないかと思います。 マイ クロソフトの採用試験や面接では、何かシンプルな問題でありながら論理的に証明するのはとてもが難しい問題を与えてその人の賢さを探るという手法を使うの です。私が面接を場合によく使った方法は「貴方が一番好きな」、「定期購読 している雑誌」、「最近観た映画もしくはテレビ番組」、「貴方の趣味の世 界」、「最近訪問した場所でお勧めは」、「好きな

    マイクロソフトの採用面接、古川ブログ再投稿_002|samf、古川 享
  • 所信表明|若林正恭

    自分にとって不特定多数の人の目に触れる可能性のあるネット上で文章を書くのはとても難しいことです。 ネットで文章を書くということは、 一部が切り取られて誤解されてしまったり、 無断転載の末に曲解を招く可能性があることは今では当たり前のことになっています。 ですので、書くとしたら言葉を選ぶことになりますが、 選び過ぎてしまうと自分が言いたいことからどんどん遠ざかってしまう。 僕は自分が感傷的になりやすかったり、 熱くなりやすいところを恥ずかしい部分だと思っています。 でも、なぜか最近それらをおもいっきり書きたくなってきました。 そんな話を知り合いの方と話していたところ、このnoteの定期購読の話を聞きました。 「クローズドな場所なら気兼ねなく書けるよ」という甘い誘惑にのってみたくなりました。 特に裏話を書きたいとかそういう事では全然なく、 葛藤や熱くなってしまったことをそのまんま書いてみたいで

    所信表明|若林正恭
  • 今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く|しまだあや(島田彩)

    今週末の日曜日、私はユニクロで泣く。 いつも行く、イオンの4階に入っているユニクロで。きっと、震えながら白のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)を手に取って、泣く。 何の話か全くわからないと思うけど、今、たった今3時間前に起きたことを、心臓をばくばくさせながら、今日は書く。 私の家は、奈良にある。近鉄電車の快速急行が止まる駅。そして、家の94%を、地元の20代以下に開放している。(6%は私の寝室)(その話はまたいつか…) その中で、最近よく遊びにくる18歳の青年がいる。以下「R君」とする。 3日前の夜。 R君が、アーバンリサーチの黒いリュックをごそごそしながら、私に言った。「僕、あさってバイトの面接受けるんです」 そして、リュックからノートパソコンを取り出して、小さな声で「志望動機とか、おかしいところないか見てもらえないですかね…」と言った。いいよと言うと、中くらいの声で「や

    今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く|しまだあや(島田彩)
  • 文章を書く人に伝えたい50のこと(再販)|pato|note

    この文章は販売期間が終了したため削除されましたが、要望の声が多いので復活させた再販ものです。以前購入された方は以前のものがそのまま読めるはずですので、購入の必要はありません。このnoteは「伝えること」を中心に、Webで文章を書くには何が必要なのかを届けるものです。 2019年10月1日よりおおよそ1か月の間連載され、爆発的アクセスを記録した45回のnoteを加筆修正し、1回分を削除、新たに6回分を書き加えたものになります。 無料で公開してましたが、ストロングゼロを買うために有料としました。よろしくお願いします。ストロングゼロを飲ませてやろうという人のみ購入してください。 以下が目次となります。 1.伝えたいことがない文章は全てゴミであるいま、これを読んでいるということは少なからず”書きたい”という気持ちがあるはずだ。 多くの人が「文章を書く」という事実に直面した場合、文章の綺麗さや流麗さ

    文章を書く人に伝えたい50のこと(再販)|pato|note
  • おもしろい文章は「共感8割、発見2割」|竹村俊助/編集者

    おもしろい文章は、内容がおもしろい」という残酷な事実がある。 もちろん、表現や言い回し、空気感などでおもしろさを伝えられる人もいる。しかしそれができるのは、作家など一部のプロフェッショナルだけ。下手にマネすると「さむいエッセイスト」みたいになる。 プロの書き手ではないぼくたちが「おもしろい」と思われる文章を書くためには「内容で勝負する」必要がありそうだ。 ただ、おもしろいと思われるような「新しい考え方・できごと・情報」なんて、そうそうあるもんじゃない。というわけで、「やっぱりおもしろい文章なんて書けないや」とあきらめてしまいがちだ。 一方で、ふだんぼくらが「おもしろい」と思う文章は、ずっと「なるほど!」「へえ!」が続くようなものでもない。ずっと「新しい情報」だらけの文章は疲れてしまうのだ。 たとえばこんな文章がある。 パプアニューギニアは、南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の島

    おもしろい文章は「共感8割、発見2割」|竹村俊助/編集者
  • 凡人が原稿に集中するための9つの必勝法|竹村俊助/編集者

    原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。 パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。 だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっているうちにイヤになり、またSNS地獄にハマる、というのが相場となっております。 よって、凡人は「意志の弱い自分を動かすためのあらゆる工夫」をすることが必要なのです。 集中できる時間はどれくらいなのか? 集中できる場所はどこなのか? どんな音楽を聴けば集中できるのか? 自分をつねに「モニタリング」しながら、最適な環境に身をおいてあげることが大切なのです。そこで新年一発目のnoteは、ぼくが見つけた「原

    凡人が原稿に集中するための9つの必勝法|竹村俊助/編集者