こないだ、ちょっと大きめの都市公園をカメラ片手に歩いてたときのことだ。池のほとりで子供が四人、かがみ込んでなにかに熱中しているので、近づいてみた。すると、驚いたことに、生きたままのカメの手足を、石で叩き潰して遊んでいたのだった。 はっきりいって、ちょっと引いた。引いたというか、どん引きだ。で、ちょっと唖然としていると、子供たちの目がこっちに向いたではないか。相手は小学生三、四年くらいとはいえ、状況が状況だけにちょっとゾッとする。というか、見知らぬ子供とどうコミュニケーションとったらいいんだ? が、こうなったら仕方ない。できるだけはっきり声が出るよう腹に力を入れて「ちょっと、そんなことしたらかわいそうじゃない?」と言った。われながら「やめろ」と言えないところがヘタレだ。 すると、一人の子が悪びれもせずにこう言うではないか。 「だってこれ、外来種だよ」と。 ……という話をさっきテレビに映ったウ