プロ野球の加藤良三コミッショナーは17日、都内の日本野球機構で会見し、セ、パ両リーグの今季の分離開幕を発表した。パ・リーグは東日本大震災の被害状況がなお拡大していることや、被災球団である楽天が本拠地Kスタ宮城で試合開催ができないことなどを考慮して4月12日に開幕を延期。セ・リーグは予定を変更せず25日に強行開幕することを決定した。 15日の緊急理事会で25日の開幕内定を決めたセ・リーグは、この日、都内のホテルに球団代表らが集まり、開幕日程の最終調整を行った。最終決定日を迎えて、選手会からは、15日に続いて2度目の開幕延期要請が6球団に寄せられ、再検討されたが予定通り開幕することを決定した。 【関連記事】 ナベツネ25日開幕を厳命!延期案を一刀両断 ヤクルト宮本、セ強行開幕に「思い上がり」 阪神選手会長・鳥谷「延期は選手の総意」 新井会長「日程きつくなっても構わない」 セ・リー