リニア中央新幹線整備をめぐり、県内中間駅の現JR飯田駅併設を求めている飯田市が描く併設駅と周辺の概要イメージが22日、分かった。リニアの路線は、北東から南西方向へ延びる現駅に平行して接続。現駅の西方で松川をまたぎ、その先でトンネルに入ることを想定する。中間駅建設や駐車場の整備では現駅周辺にある市有地などを活用し、少なくとも乗用車600台分の駐車場を確保できるとみている。 市は現駅の玄関近くに公園と駐車場(計約3600平方メートル)を保有しており、線路を挟んだ反対側にも市有地を持っている。こうした土地が立体駐車場の整備などに活用できるとみている。また、中間駅一帯で必要になるリニア関連用地の確保について、市は全面的に協力する考えだ。 諏訪、上伊那地域からのアクセスとして、現駅の北東約3キロにある中央道座光寺パーキングエリアへのスマートインターの整備を想定。牧野光朗市長は12日の市政懇談会で