ファン垂涎の「野球本」が積み重なるOBCTDCの棚。店内の一角には巨人軍選手のポスターやつば九郎のサインなども飾られている。 新年あけましておめでとうございます。 年の始まりは東京・後楽園。“競馬・プロレス・プロ野球”と男の三大娯楽が一堂に会するこの地で、約50年にわたり愛され続けた山下書店東京ドーム店。今から3年前の1月に同店が閉店した記事を書かせていただいたが、その跡地には志を受け継ぎ自ら“文系野球の聖地”という旗印を高々と掲げた「オークスブックセンター東京ドームシティ店」(以下OBCTDC)がオープンしていたことは野球ファンにとっては今更のお話。 プロ野球だけでなくアメフトや格闘技、アーティストやアイドルのコンサートが行なわれる同地ゆえ、店頭ディスプレイが試合カードやイベントごとに毎日変わるというこの本屋。山下書店時代から引き続き最も豊富に野球本が揃い、そして『進撃の巨人』より、『新