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2015年2月27日のブックマーク (5件)

  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

  • モーリス・ブランショ『アミナダブ』(書肆心水)

    ア ミ ナ ダ ブ ブランショ長篇小説代表作、清水徹全面改訳単行版。 だれかが街を通りかかる。とある家から彼は手招きされたように思う。彼は扉を押す。廊下にはいりこむ。玄関口に達する。これから、彼はなにを見出すことになるのだろうか、いや、なにかを見出すことができるのだろうか? 『アミナダブ』は、こうした探求の物語、はじめから探求それ自体を疑っている物語である。 リアリズム的な目標に満足しない説話は、すべて、起伏にみちた語りと結びついてゆっくりと明るみへと出されてゆくような、ある秘密の意味を要求する。意味が曖昧なところなく話の筋立てと照応し、しかもまた、その話からはなれて完全に表現されうる場合、それはアレゴリーだ。反対に、意味がフィクションをとおしてしか捉えることができず、意味そのものとして理解しようとすると、たちまち消散してしまう場合、それはシンボルだ。この古い区別は、じつに単純なものだが

  • アンドレ・ジッド - Wikipedia

    受賞理由:人間の問題や状況を、真の大胆不敵な愛と鋭い心理洞察力で表現した、包括的で芸術的に重要な著作に対して アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド(André Paul Guillaume Gide, 1869年11月22日 - 1951年2月19日)は、フランスの小説家。アンドレ・ジイド(昭和時代はこの表記が多かった)、アンドレ・ジードとも表記される。 文壇誌『新フランス評論(NRF)』創刊者の一人。『日記』は半世紀以上書かれ、フランス日記文学を代表する作品である。 人間の自由とキリスト教的モラルの対立を主題にした小説を多く書いた。幼時に受けた厳格な宗教の教育と性的な欲求の矛盾が、その根底にある。また文芸批評家としても活躍。評論に『ドストエフスキー』、小説に『背徳者』『狭き門』『田園交響楽』などがある。 壮年時代(1920年) 1869年パリ6区メデシス街に生まれる。父ジャン・ポール・ギヨ

    アンドレ・ジッド - Wikipedia
    rodori
    rodori 2015/02/27
    ソシ/レシ/ロマン。
  • ジュネット『物語のディスクール』要約 : 社会学しよう!

    ジュネット『物語のディスクール』要約 (『物語の詩学』訳者による) 物語内容/物語言説/語り(historie/récit/narration) ジュネットの物語論の基礎となる概念。一般に物語(レシ)と呼ばれているものについて区別するべきその三つの相。物語内容は、物語によって報告された内容、すなわち語られた出来事の総体を指し、物語世界(diégèse)という概念もこれとほぼ等しい意味で用いられる。物語言説はそれらの出来事を喚起する言説(テクスト)を指す。語り(もしくは物語行為)は物語言説を生じさせるところを語るという行為そのもの、さらにこの行為が行われる状況全体を指す(15-17ページ)。物語言説の分析を構成するのは、それゆえ以下に列挙する時間・叙法・態の三つの範疇である。 1時間(temps)。物語言説の時間(書かれたテクストの場合は、それの読みから換喩的に描き出される擬似的な時間)と物

    ジュネット『物語のディスクール』要約 : 社会学しよう!
    rodori
    rodori 2015/02/27
    ジュネットの物語論はニーチェの文献学で部分的にカバーできる。
  • 永井荷風の谷崎潤一郎論 - 続 壺 齋 閑 話

    永井荷風は谷崎潤一郎を高く評価した最初の人だった。谷崎は荷風の高い評価によって、文壇にゆるぎない地位を築くことができたといってもよいほどである。そのことを谷崎は深く感謝して、生涯を通じて荷風を畏敬し続けた。戦争末期に荷風が空襲から焼き出されて関西方面を放浪していた時、谷崎が岡山県の疎開先で荷風の面倒をみたのも、そうした感謝の現れだった。谷崎はある面で非常に義理堅いのである。 荷風の谷崎論「谷崎潤一郎氏の作品」は、「幇間」以前の谷崎の初期作品を論じたものである。それらの作品を取り上げながら、荷風は谷崎が前代未聞のユニークな作家であることを強調する。 「明治現代の文壇において今日まで誰一人手を下す事のできなかった、或は手を下そうともしなかった芸術の一方面を開拓した成功者は谷崎潤一郎氏である。語を替へて言へば、谷崎潤一郎氏は現代の群作家が誰一人持ってゐない特殊の素質と技能とを完全に具備してゐる作

    rodori
    rodori 2015/02/27
    永井荷風の谷崎評。「人間を、心と体からなると考えるのが普通の観察者だが、谷崎は人間をもっぱら肉体に還元してしまう。」