ソウル市内のマンションは「億ション」だらけ 2021年11月第1週に韓国で行なわれた世論調査を見てみると、文在寅大統領を支持しない理由として、最も多くの国民が挙げているのは「不動産問題」である。実はこの状況は文在寅政権になって以後、ずいぶん長く続いている。 ソウル市内のマンション売買の平均価格は、10億ウォンを超えている。円と韓国ウォンの通貨レートは、この文章が書かれている2021年11月21日の時点で、1ウォン=0.097円。つまり概ね、1円=10ウォンだから、単純計算で、ソウル市内のマンション売買平均価格は、日本円にして1億円を軽く超えていることになる。 より正確に言えば、2021年10月現在のソウル市内のマンション平均価格は12億1639万ウォン。対して2020年の韓国人の1人当たり国民所得が3747万ウォンだから、その約32.5倍に当たる計算である。 同じ数字を日本に当てはめてみる
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