「民間人の宇宙旅行」の実現により、ついに宇宙ビジネスが始まりました。 このビジネスを拡大するには、宇宙での滞在場所も必要になるでしょう。 アメリカの航空宇宙企業「Sierra Space」は、高度402kmの低軌道に多目的宇宙ステーション「オービタルリーフ」を建造する計画を進めています。 ここには観光ビジネス・研究開発・商業に携わる企業が参入する予定であり、地球上の一般的なビジネス総合施設を宇宙にそのまま移転させるような計画だと言えます。 まるで夢のような企画ですが、Sierra Space社は本気であり、「今後10年以内に運用を開始する」と主張しています。 宇宙のオフィス・商業複合施設「オービタルリーフ」月や火星への移住は実現できる? / Credit:Canva人類は地球の外で暮らす方法を探し続けています。 ところが宇宙に到達したのは未だ600人ほどで、月面を歩いたのはたったの12人で