ヨルダン川西岸カスルエルヤフドで、約50年ぶりに立ち入りが許可されたエチオピア正教会(2018年12月9日撮影)。(c) MENAHEM KAHANA / AFP 【12月10日 AFP】イエス・キリスト(Jesus Christ)が洗礼者ヨハネ(John the Baptist)から洗礼を受けたと考えられているヨルダン川西岸(West Bank)カスルエルヤフド(Qasr al-Yahud)で9日、1967年の第3次中東戦争(Six-Day War)時に埋設された地雷の除去作業が一区切りつき、付近にある教会群がおよそ半世紀ぶりに一般公開された。 ヨルダン川西岸は第3次中東戦争でイスラエル軍が占領。ヨルダン川のほとりには制限つきながら巡礼者が訪問できる場所があるが、カスルエルヤフドの教会群は立ち入りが禁止され、過去50年誰も訪れないまま荒廃が進んだ。 地雷などの除去作業は今年3月に着手され