学校給食でのアレルギー対応は、各地で様々な対応がとられています。学校給食としては除去食、代替食などをつくらず、 お弁当で対応する例をはじめ、卵だけは除去に対応する、すべてに渡って対応するなど、その方法は、自治体や学校の考え方、 施設設備により違います。 一般的にアレルギー対応は、症状に対する対応として行われていますが、アレルギーの児童・生徒が増える中、 アナフィラキシーに対する学校の危機管理が必要ではないかと訴える声が上がりはじめました。 アレルギー問題に取り組むアトピッ子地球の子ネットワークの赤城智美事務局長にお話しを聞きました。 (学校給食ニュース編集) ●アナフィラキシー アナフィラキシーとは、アレルギー反応のひとつで、 生命に関わることもある急性の症状です。症状は様々ですが、時間により急速に変化します。じんましんの症状、まぶたや口の腫れ、 呼吸が苦しくなり、気道が詰まったり、による