期末の査定で最高評価がつき、人生で初めて100万超のボーナスをもらうことが確定した。営業成果は実際に残しはしたのだが、男のくせに過去に育休を累計で2年弱取ったり、経営陣の考える愚策に従順でなかったり、勝手に事業を有志で立ち上げそれが順調な滑り出しをしていたりと、私のことを嫌う一部の役員にとって「面白くない存在」と認識されており、どうせ査定も目減りするんだろうと思っていた。その見積りが良い方向に裏切られた。 査定の報告は今期から営業部長になった男からあった。部長から「いやー、今回は俺も頑張ったよ。あんどうの期待する額じゃないかもだけど、役員との交渉は精一杯やったつもりだ。これくらいで満足してもらえるだろうか」と告げられた。やはり一部役員からは査定を下げる圧力があり、部長が必死に私の成果を代弁し、一次考課の査定を死守してくれたのだ。この会社では事実を事実として認定させることが本当に難しい。役員