(2019年10月13日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年7ヶ月) harienikki.hatenablog.com *おママは上機嫌 歩いて駅周辺まで行くのは大変だったけど、クリニックの中で、おママは大変上機嫌でした。 待合室では鼻歌を歌い、見ず知らずの小学生男児に声をかけていました。そして、隣に座った中学生くらいのお嬢さんには、彼女の髪の毛を止めているシュシュを褒め、どれだけそれがよく似合って可愛いかを少ない語彙で表現しようとしていました。 「あなた、いいわね、ほんとうにこれが(お嬢さんの髪の毛の色が)きれいで、いいわね。」 おママさん。思ったことはすぐに口にしてしまうのね。 フレンドリーなのはいいけれど、お嬢さんは戸惑っていますよ。 私は男の子のお母さんと、お嬢さんに一言謝っておきました。 「すみません。認知症なのです。気を悪くされていたら申し訳ありません。」 でも、待合室
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