東京地検特捜部長などを務めた高齢の弁護士が誤って車を暴走させ、歩道にいた男性を死亡させた罪に問われている裁判が東京地方裁判所で始まり、弁護士は「絶対にアクセルペダルは踏んではいない」と述べて無罪を主張しました。 元東京地検特捜部長で弁護士の石川達紘被告(80)はおととし2月、都内で乗用車のアクセルペダルを誤って踏み込み、320メートルにわたって暴走させ、歩道にいた男性をはねて死亡させたとして過失運転致死などの罪に問われています。 東京地方裁判所で開かれた17日の初公判で、石川弁護士は「絶対にアクセルペダルは踏んでいません」と述べて、無罪を主張しました。 このあと検察は冒頭陳述で「被告は停車中の車から降りようとした際、誤って左足でアクセルペダルを踏み込み、車は時速100キロメートルを超える速度で暴走した」などと指摘しました。 一方、弁護側は「被告は停車中、足がアクセルペダルに届かない位置まで
![「アクセル踏んでない」元特捜部長 暴走事故初公判で無罪主張 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c712f73ae7f503d60ecfac6d452e6f51d3a4f95a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20200217%2FK10012289111_2002171615_2002171701_01_02.jpg)