6月4日、 モロッコとパキスタンの血を引くドイツ人のナディール・アスラムさん(33)は、6―9日の欧州議会選挙で環境政党、緑の党に投票するつもりだった。写真は5月、パリでパレスチナ支持集会に参加する「不服従のフランス(LFI)」のリマ・ハッサン候補(右)(2024年 ロイター/Abdul Saboor) [ベルリン/パリ/マドリード 4日 ロイター] - モロッコとパキスタンの血を引くドイツ人のナディール・アスラムさん(33)は、6―9日の欧州議会選挙で環境政党、緑の党に投票するつもりだった。しかし、今では親パレスチナの姿勢を明確にしている新興左派政党Mera25に投票先を変えた。 アスラムさんはロイターに対し、ドイツ連立与党の一角である緑の党指導者が昨年11月に行った演説を聞いて、同党を支持する気持ちが「粉々になった」と語る。パレスチナ自治区ガザの死者が9000人に近づく中、ドイツによる