ちょっと紹介が遅れたが、株式会社トランネットの翻訳トライアルのお題になっている本が、久しぶりに興味を惹いた。 1892年から2010年の間に『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載された数学関連の記事を集めたもの。統計学からカオス理論、コンピュータまで、トピックテーマは多岐に渡る。記事の総数は100を超え、さまざまな執筆者による記事が読める。どの年齢層の読者にとっても、実際に新聞紙上で読んでいるはずのない時代の記事があり、数学、あるいは科学好きには極めて興味深い内容。一方で、方程式などには頼らずに、誰にでも理解しやすい言葉でたくさんの魅力的な問題を説明しているため、詳しい知識のない人でも楽しみながら読み進められるはずだ。 Job Shop課題概要 これは気になるねぇ。 しかし、原書496ページの本を3ヶ月で訳そうってマジかね。おそらく複数の訳者で分担するのだろうが、この通りのスケジュールでいけば