階段とは異なる基準で作られている そもそもエスカレーターは歩行しての利用を想定して設計されていません。 <蹴上げ> 建築基準法に定める通常の階段*1よりも蹴上げ(ステップの高さ)が高く、つまずいたり踏み外したりする危険性が増します。 <幅> 階段は、歩行者がすれ違うことを前提に、一定以上の幅を確保しなければならないのに対し、エスカレーターのステップの幅は、建築基準法施行令によって1.1m以下と規定されています。これにより、エスカレーターの左右どちらかの手すりにつかまることができるようになっています。 (詳細はエスカレーターの豆知識ページ「エスカレーターの構造に決まりはあるの?」をご覧ください) *1:階段の寸法は幅120cm以上、蹴上げ20cm以下、踏み面24cm以上。また、高さ4m以内ごとに踊り場を設けなければならない。ただし、小学校、中学校、高等学校、物品販売業で1500㎡超、劇場、映