2010 - 06/25 [Fri] - 12:54 日本には申告の形式として白色申告と青色申告があります。税理士がかかわるような事業者はまず全てが青色申告ですし、税務署なども青色申告のメリットを挙げて青色申告の推進に力を入れています。 青色申告には青色申告控除や損失の繰越などの各種メリットがありますので、普通に考えれば青色申告の方が良いと思えますが、それじゃあ本当に白色申告にはなんのメリットもないのでしょうか? 白色申告も青色申告と同様に、自分で利益(所得額)と税額を計算して申告を行います。ですから基本的な手続は青色申告と何ら変わりません。青色申告はきっちりと帳面をつけて、その帳面に基づいて申告期限までに申告をし、そしてその帳面や領収書などをきちっと保管してくれた人には各種メリットをご褒美として享受させてあげようという制度です。 逆に言いますと、そういう青色申告の「ご褒美」が要らない人、