朝テレビを見ていたら、四国のさつま芋を作っている人の映像が流れていた。その人は、自分の作品を、どうだ美味しいだろうと言ってリポーターに食べさせる。その時の笑顔はとても素敵だった。 さつま芋がビジネスになるのは、それを買う人がいるからだ。買う人がいて、商品を流通させて、作る人がいる。 作る人は、作ることに専念することで味や信頼で市場優位性を得てブランド化していき、数多く買ってもらえる。しかし、農家の人が作ることに専念できるのは、食べる人を頂点としたビジネスの流れができているからに他ならない。 突然、さつま芋のニーズが全くなくなってしまえば、いくら頑張って良い物を作っても商売にならない。 最近だと、放射性物質が降ってきたことで、関東地方でさえ、今後の商売がオールリセットされかねない危うい状況。 さて、インターネットのベンチャーの話に当てはめると、多くのベンチャー企業は、これらの商流がないところ