「いま日本で一番すごい経営者」の登場だ。モノが売れない時代にもかかわらず、30期連続の増収増益を達成するなど破格の勢いで成長している。なぜ一人勝ちできるのか――その極意を語り尽くした。 「利益が第一」では失敗する 経営というのは売り上げや利益を上げようと鼻息が荒くなるほど、その逆になってしまうものです。企業として売上高や利益というものが第一の目的になってしまうと、お客の立場を忘れてしまうからですね。 私も創業時はそうで、経営に行き詰まりました。しかし、1972年に訪米した際にアメリカ人の生活の豊かさに衝撃を受けると、それからは日本人の暮らしをアメリカに近づけたい、日本人の生活をより豊かにしたいというロマンを持ち、それを達成するためにビジネスをやるようになりました。 そして、人々の暮らしを豊かに、より豊かに、もっと豊かに……と毎朝毎晩考えて商品を作り続けてきたら、気が付いたら30期連続の増収
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