生成AI開発スタートアップのサカナAIの創業メンバー。左から、デイビッド・ハ最高経営責任者、ライオン・ジョーンズ最高技術責任者、伊藤錬最高執行責任者=2024年1月17日、都内、村井七緒子撮影 生成AI(人工知能)スタートアップ企業のサカナAI(本社・東京)が、新たに大型出資を受けることが14日、わかった。企業評価額は約11.25億ドル(約1800億円)に達する見込み。世界的なAI投資熱を追い風に、創業1年で10億ドルを超える異例の「ユニコーン企業」が日本から誕生する。 【画像】サカナAIの創業メンバー。左からデイビッド・ハ最高経営責任者、ライオン・ジョーンズ最高技術責任者、伊藤錬最高執行責任者 サカナAIは、グーグル出身のAI研究者らが昨年7月に東京で創業。文章や画像を生成するAIの基盤モデルの研究で、既存のモデル同士を掛け合わせて高性能なAIモデルをつくりだす画期的な技術が世界的な注目