![Amazon.co.jp: チョコレ-トの世界史: 近代ヨ-ロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書 2088): 武田尚子: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0cb75305a039d0ec69ffe68e19d3eb16059baefb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41tiR2voa2L._SL500_.jpg)
投稿日 : 2013年12月24日 最終更新日時 : 2013年12月24日 投稿者 : siryo-net カテゴリー : 催し物案内 明治大学史資料センターより企画展「近代日本の幕開けと私立法律学校―神田学生街と法典論争―」のお知らせです。 専修大学・中央大学・日本大学・明治大学の4大学のアーカイブが共同で主催する企画展とのことです。入場無料。 明治期の神田地区に私立法律学校として誕生し、100年を超える歴史を有すル総合大学へと発展してきた専修大学、中央大学、日本大学、明治大学の大学史資料をもとに、神田学生街や民法・商法の施行をめぐって繰り広げられた法典論争を取り上げます。 4大学アーカイヴを利用した初の試みである今回の展示では、明治期の私立法律学校の実像に迫るとともに、当時の学生が下宿・通学・勤労の場としていた神田地区にスポットをあて、さまざまな資料から学生生活の一端を紹介していきま
技術の発展は「対話」であると喝破した名著。 テクノロジーの人類史を、千年単位で眺めると、西欧優位が書き換わる。いわゆる「西欧技術」がヨーロッパでのみ創造されたとする幻想を暴き、欧米の技術を非西欧世界に無修正で「移転」されるべきだいう認識に反撃を加える。 技術を発明・開発した側の刺激に対して、受け入れ側が反応し、交流を経ることで修正されつつ双方の技術的対話(technological dialogue)が繰り広げられる様相として、歴史を描き出す。その中で、西欧は歴史のあらゆる時期を通じて、異文化技術との「技術的対話」から恩恵を被ってきたことを明らかにしている。 技術史といえば、15世紀の印刷術や蒸気機関の産業化など、いわゆる西欧が先導した科学技術史のおさらいになる。しかし、本書は8世紀から現代に至るまで、人間が活動してきたほぼ全域を対象としており、スケールとスコープを広げている。水車、紡ぎ車
10月26 塚田孝『大坂の非人』(ちくま新書) 6点 カテゴリ:歴史・宗教6点 「穢多」(「かわた」)と並んで、江戸時代の被差別身分であった「非人」。「穢多」が皮革関係、、芸能の仕事や草履づくりなどのさまざまな職業と結びついていたのに対して、その内実がわかりにくいのが「非人」です。 そんな「非人」ついて、大坂の非人集団を対象に、史料を使って、その来歴や生活、そして生業と社会的ポジションの変遷を明らかにした本。 かなり史料の読み込みを中心とした本で、そういった本に慣れていない人にとっては骨が折れると思いますし、やや煩雑すぎる面もあるのですが、それらの史料の解読を通して浮かび上がってくる「非人」の姿は非常に興味深いです。 大坂の非人は天王寺垣外(かいと)、鳶田垣外、道頓堀垣外、天満垣外と呼ばれる四カ所に集住していましたが、彼ら大坂の非人集団の中核にいたのが「転びキリシタン」と呼ばれる幕府のキリ
OGAWA Kandai @grossherzigkeit 「偉大な先人たちは、こんなだらけた日本をつくるために戦い、死んでいったんではない」みたいな言説があるけど、そういう危機の時代で祖国のために身を挺した先人が一番つくりたかったのは、それこそ「鼓腹撃壌」の世ですよ。 2013-07-15 10:08:57 OGAWA Kandai @grossherzigkeit 夏本番となって、またメディアなどで「あの戦争を忘れるな」的な企画が組まれる季節になってきたなあ。ただ気付けば当方の親族間に、戦争の記憶を語れる人はめっきり減ってしまった。 2013-07-19 09:12:33 OGAWA Kandai @grossherzigkeit 父方の祖父は旧制中学を出て製鉄所の技工をしていた、まあ当時ではインテリの部類に入れてもいい階層だったが、それが徴兵でニューギニアに放り込まれて地獄を見て、戦
明治41年。日本で最初に発刊された日本史の辞典には、実に1万を超える人々の予約が入っていた。文人、政治家、実業家、教育者、市井の人々……。彼らはなぜ初任給よりも高価な本を購入しようとしたのか? それらは今どこに、どのように眠っているのか? 老舗旅館の蔵で見つかった「予約者芳名録」が紡ぐ、知られざる本の熱い物語。 【講演録】 古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」 2013年11月2日 於:千代田区立日比谷図書文化館 <レポート> http://hibiyal.jp/blog/?p=1776 <講演録PDFファイル> http://hibiyal.jp/kdata/c0f253c38fc468f20979196f822303ea.pdf はじめに 第一章 「国史大辞典」初版とは? そうそうたる購入者たち 歴史辞典の大本山「国史
靖国神社は政治的主張を控えないと、国民支持を喪うのではないか? 靖国神社が主催する講演会等は、穏当な保守と言うよりは、対外強硬策や戦前回帰的な右派で、政治的主張が激しい。対外強硬策や戦前回帰への主張は、崇敬奉賛会で毎年発行される『講演記録集』にも多く載っている。『平成22年度講演集』※ を見ると、口演者は田母神俊雄、青山繁晴、義家弘介、高橋史朗、桜林美佐となっている。主張は神社や祭神を崇敬するというよりも、英霊の名前を借りた中国や韓国、政権党への非難がメインであり、保守の範囲を越えた、右派の主張そのものだ。 この点でも報道でも問題視されている。石山永一さんによる「中国敵視、差別的記述も」※※ では、崇敬奉賛会機関紙『あさなぎ』の中身について次のように紹介している。 年4回発行の「あさなぎ」は中国を一貫して「シナ」と表記、2010年冬号では中西輝政・京都大名誉教授の講演内容として「日本人の国
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く