高級ブランド「アルマーニ」がデザイン監修をした服を、公立小学校が標準服にしたことが波紋を広げている。その「アルマーニ標準服」を率先して導入した区立泰明小学校の和田利次校長が2月9日夕、中央区役所で記者会見した。 和田校長は、アルマーニ側に「価格条件を出さなかった」と語り、いくら以内で作ってくれといった具体的な条件・要望を出していなかったことを明かした。着替えやベストなども合わせて一式そろえれば9万円、という価格が判明した際にも「高いと感想は伝えたが、値下げ交渉はしていない」と語った。
![一式9万円の「アルマーニ標準服」 泰明小の校長「価格の条件付けず、交渉もしなかった」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/25a0636a04bf905c3cf7c6d97c80a544c3eaddc7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c637b7320000001016e3d9d.jpeg%3Fops%3D1200_630)
東京・銀座の中央区立泰明小学校が、高級ブランド「アルマーニ」がデザインした約8万円の新制服導入を決め、保護者らから批判が上がっている問題で、同小の和田利次校長(62)が9日、区役所で記者会見し、新制服の導入方針を「変えるつもりはない」と表明した。高額で購入できない家庭については「個別に相談させていただきたい」とし、公的な援助の手続き方法などを周知するという。バーバリーやエルメス、シャネルなどのブランドにも校長が単独交渉したというが、価格上限などの要件は定めていなかったという。 スーツ姿で会見した和田校長は、アルマーニ製の制服導入の方針について「変えるつもりはございません」と断言した。1月下旬から今春の新入生60人の採寸が始まっており、「全員ではないがほとんど採寸に来ている」とも説明。高額だが「本校の児童のご家庭なら、出せるんじゃないかと思う」と話した。購入できない家庭が出た場合、その児童を
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