ビジネス向けの複合機市場では、インクジェット/モノクロレーザー/カラーレーザーと出力方式の異なる製品が存在するが、ユーザーへの訴求ポイントとしては「高速印刷」「ネットワーク対応」「両面印刷」「低コスト」「エコ」といった共通項を持つ。 実際、ビジネス向け複合機ではこうしたポイントが重視されるので、市場には「低価格でも高速出力!」などという売り文句の製品が横一線に並んでいる印象だ。競合機種が同じ条件で戦い続け、製品が徐々に進化していくことは、ユーザーにとっても歓迎すべき点である。こうした競争で各社の新モデルでは、従来より高速出力が可能となり、なおかつ安価になるというメリットがある。 しかし、売り文句が同じで画一的な製品ばかりになると、市場が固定化してしまう懸念もある。そこで、こうした訴求ポイントとは別のポイントがないかユーザーの反応を見る製品や、新しいニーズを掘り起こすような製品を開発して市場
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