東宝も東映もアニメで稼いでる癖にその稼ぎを実写で溶かしてるってもう何十年も言われてるよね 株主もバカしか居ないのかな

「私には分かる。貴方がジオンを率いるのは危険だ。いつかキシリア様のように、地球に住む人類の粛清にたどり着く。貴方の纏う“虚無”がそう言っている」 6月24日に放送された『ジークアクス』の第12話「だから僕は…」の中で、シャリア・ブルが赤いガンダムに乗り込んだシャアに向かって放つセリフだ。 1月17日公開の劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の「Beginning」パートに木星帰りの男として現れたときから、シャリア・ブルは上官でマヴのシャアに共感し、共にザビ家打倒を目論む存在と見なされていた。5年が経っても行方不明になっているシャアと赤いガンダムを探し続けているところや、シムス大尉の前でキシリアとギレンの打倒を口にするところに、シャアへの忠誠心のようなものが伺えた。 それがいきなり、ビームを放ってシャアを攻撃し始めたから驚いた。『ジークアクス』から『
(数土 直志:ジャーナリスト) Netflixが7月15日から、アニメーション映画「火垂るの墓」を国内で初めて配信する。日本が世界に誇る巨匠・高畑勲氏の代表作であると同時にスタジオジブリの出発点のひとつにもなった作品だ。 名作と知られる本作だが、近年はテレビ放送が少なくなり、目にする機会も減っていた。その背景には作品権利を一度まっさらにして、ネット時代に適した戦略を作り直す狙いがあった。アニメーション映画「火垂るの墓」の権利者である新潮社のコンテンツ事業室室長の矢代新一郎氏に話を聞いた。 【関連記事】 なぜいま、Netflixが「火垂るの墓」を日本で配信?アニメの視聴時間、5年で3倍…日本発、世界への次の一手とは ——「火垂るの墓」は新潮社のなかでも特に大切にされてきた作品だと思います。まずは矢代さんの作品に対する思いから教えていただけますか。 矢代新一郎氏(以下、矢代):作品が制作された
『化け猫あんずちゃん』『きみの色』二本立て上映&山田尚子×久野遥子監督トークショーレポート!アニメーションの魅力と制作秘話 池袋の新文芸坐にて開催された、『化け猫あんずちゃん』と『きみの色』二本立て上映と山田尚子監督と久野遥子監督のトークショーに行ってきたので、忘れないうちに内容を少しメモしておく。 映画は昨年見て数ヶ月ぶりの鑑賞。どっちも3回目の鑑賞だったと思う。 『化け猫あんずちゃん』は、ロトスコープ作品。山下敦弘監督の間合いとテンポで進む作品なので、一般的な商業アニメよりも長回しが多い。作画としては本当に大変なことをやってるんだけど、技術的すごさが前に出てこない良さがある。山下監督の演出の「のんびり感」みたいなのがそうさせてるとこもあると思う。 『きみの色』は本当に画面を構成しているものが美しいもので満たされている作品だ。二本続けて見ると、わりときらびやかな画面が似てるかも、という気
(※ネタバレなし) BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) 機動戦士Gundam GQuuuuuuX HG GQuuuuuuX(読み:ジークアクス) 1/144スケール 色分け済みプラモデル BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)Amazon 最近、あまりに忙しすぎて満足にアニメもゲームも触れられない感じだったので、ガンダムの新作だけは押さえたいと決意し、『機動戦士ガンダム ジークアクス』を観てきました。 ガノタなら、もう、全力で映画館に向かってネタバレ前に見るべきです。本作は、ネタバレ前に見られるかどうかで視聴体験が変わる作品だと思います。繰り返しますが、この文章を読んだガノタの人は、SNSなどを全力で遮断して、可及的速やかに映画館に行くスケジュールを緊急で立ててください。ネタバレ後に見てしまったら、今日の私の視聴体験と同じものは体験できなくなるでしょう。 私
不朽の名作『銀河鉄道999』『幻魔大戦』のアニメ版監督・りんたろう、自伝的漫画で描く日本のアニメ発展史 4Kリマスター版が上映されて話題の映画『銀河鉄道999』(1979年)や、KADOKAWAがアニメに参入するきっかけとなった『幻魔大戦』(1983年)を監督し、日本のアニメ映画が世界で大人気となる道を拓いたりんたろう監督が、自伝的な漫画『1秒24コマのぼくの人生』(河出書房新社)を描いた。アニメの世界に足を踏み入れ、手塚治虫と出会い、数々の作品を作り上げるようになったその経験から、日本という世界屈指のアニメ大国が生まれ育った歴史が分かる。 10代からアニメの世界へ 毛織物会社のアイロンがけからアニメ監督へ――。『1秒24コマのぼくの人生』にはそんな、りんたろう監督の意外な経歴が自信のペンで描かれている。父親が大好きだった映画に自分も関心を持ち、映画を見たり絵を描いたりシナリオを書いたりし
童夢もそうだけど、神作画がなければ、何も成り立たないんじゃないかと思う 酷い絵でもデスノートならストーリーと、その恐怖みたいなものはまだ伝わると思うんだけど、 大友のあの手の漫画って、正直、なんか中身が感じられないんだよね、空洞 というか、空洞だからこそ、神作画が活き活きしてくる… あー、まあ、そんなこといったらエヴァもそうだし、ツインピークスもそうだし、 謎があるように見せてるだけで、本当は謎なんてない、伏線の回収もしないし、論理的な考察も成り立たない、 世の中に、エヴァの考察本が出たのを、庵野氏はアホだなぁみたいに思ってたようなこと言ってたし、 中身はない、重要ではないのかもしれない、それを覆すというか、逆手に取るぐらいの神作画とか、演出があって、 これは凄い伏線だ!と視聴者に思わせておきながら、それをまったく回収しないまま、 自己啓発セミナーオチに持って行った旧エヴァが、正直自分は好
「踊る大捜査線」シリーズが盛り上がっている。9月16日からドラマが関東地区で昼間に放送され、28日には「踊る大捜査線 THE MOVIE」が、30日にはスピンオフ映画「容疑者 室井慎次」が放送された。10月5日には映画化第2弾「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」が放送予定だ。 「踊る大捜査線」が日本の映画市場をひっくり返した これらは、10月11日に公開される映画「室井慎次 敗れざる者」に向けての、フジテレビの盛り上げ策だ。90年代にコピーライターとして映画のポスター制作にも関わり、2000年代半ばには「踊る」シリーズの映画の制作協力会社ROBOTに在籍した筆者としては、思い起こすことが多々ある。ハッキリしているのは、「踊る大捜査線」が日本の映画市場をひっくり返したことだ。 90年代、邦画はどん底だった。このままでは洋画に押しつぶされて消滅するのではと心配
『きみの色』のインタビューで、音楽担当の牛尾憲輔が、山田尚子監督のネタバレに対する態度について、こんなことを話していた。 牛尾:山田さんって、映画の話をしていても、結末の話をしても怒らないんですよ。<中略>でも「ここで振り返ったときの画がすごく綺麗でさ」っていうと、ものすごく怒るんです。(※1) 山田監督は、結末をバラされても気にしないが、細部の演出についてバラされると怒る。彼女の最新監督作『きみの色』は、映画に対するそのような姿勢が端的に表れた作品だ。 この作品には、明確な物語のラインがないと言ってしまってもいいかもしれない。あったとしても、3人の高校生がバンドを組み、演奏会で発表するために出会い、頑張るとか、青春の瑞々しさを描いた作品などとまとめられることになる。つまり、大きな全体の物語としては、ごくありふれた、何度も聞き覚えのあるようなものでしかない。 しかし、本作の鑑賞体験は「あり
誰? でもよく見ると……1979年の傑作「エイリアン」の“その後の物語”を、巨匠リドリー・スコットの製作で映画化した「エイリアン ロムルス」の公開直前イベントが9月5日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、タイラー役の石川界人、ケイ役の内田真礼、ナヴァロ役のファイルーズあいら本作の吹き替え声優陣、大のエイリアン好きである研ナオコ、カズレーザーも来場した。 「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとり、リドリー・スコットが製作を手がけた本作は、人生の行き場を失った6人の若者たちが、逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来るエイリアンに翻弄(ほんろう)され、極限状態に追い詰められていくさまを描くSFサバイバルスリラー。 イベント途中では、エイリアンのフルメイクアップを施した研が登場し、会場を驚がくさせるひと幕も。このメイクには3時間かかったそうだが、「なぜこのメイクをやりたかったのか?」
総集編の映画の公開に合わせて、というか、アニメが放送/配信されてからずっと、25年以上続いているアジカンの古い楽曲や歴史を追ってもらえて率直に嬉しい。結成から一度も止まらずにバンドは転がり続けているけれど、ポップミュージックはユースカルチャーとしての側面もあるから、当時の中高生や同世代と共に俺たちも年を重ねて、アジの缶詰なのか密教の瞑想法なのか、誤解や興味の端っこはおろか若い世代に発見されなくなっていくのも仕方がないことだと思う。 しかしながら、前述したように、バンドも俺たちの人生もアラフィフなりに全力で転がり続けていて、有名になりたいという欲求はもともと薄いけれど、音楽を聴いてもらいたいという気持ちはいつでもしっかり持っている。ネットには配信サービスによって無限と呼んでもいいくらいの楽曲の海が広がっていて、そこには毎週数千曲の新曲がアップされ、過去の膨大な名曲たちをいつでも聴くことができ
米国の映画芸術科学アカデミーは2024年6月25日に、年に1回実施される新会員の発表をした。新たにアカデミー会員となるのは487名で、現在の約1万500人に加わる。 日本からも20名近くが招かれている。『パーフェクト・デイズ』を主演した俳優部門の役所広司、VFX部門に名前が挙がった『ゴジラ −1.0』の山崎貴監督ら4人のスタッフなど、近年のアカデミー賞受賞・候補作で活躍した人物が多い。 日本からの新会員で目立ったのが、短編・アニメーション部門である。今年の新会員は全部で38名だが、内7名が日本からと全体の2割近くを占めた。 監督のいしづかあつこ、岡田麿里、湯浅政明、そして短編アニメーションで和田淳、折笠良とアニメーション関係者にお馴染みの名前が並んだ。監督以外でも『この世界の片隅に』で監督補・画面構成を務めた演出の浦谷千恵、ポリゴンピクチャーズの代表取締役でプロデューサーの塩田周三も選ばれ
ロバート・ダウニー・Jr.とエマ・ストーンの振る舞いは、人種差別か。オスカー授賞式以来、その話題が日本のメディアを騒がせている。 「日本のメディア」とあえて書いたのは、お膝元のアメリカにおいてはあくまでソーシャルメディア上における騒ぎであり、メジャーな新聞や業界サイトはほとんど取り上げていないからだ。それはなぜか。とりあえずは、授賞式を見ていない人のためにも、あらためて何が起きたのかをここで振り返ってみよう。 恒例のハグをしなかった まずは、授賞式が始まって比較的すぐだった助演男優部門の発表。今年、授賞式のプロデューサーは、演技部門に関して、過去に同部門を受賞した5人をプレゼンターとして舞台に立たせた。2009年に試したスタイルを久々に復活させたものだ。 封筒を開け、受賞者にオスカー像を手渡すのは、昨年の受賞者の役目。助演男優部門の昨年の受賞者は、『エブリシング・エブリウェア・オール・アッ
X(Twitter)上のハッシュタグ『#2023年映画ベスト10』を集計しました!有効投票4457名が選んだ2023年最高の映画は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でした! 1位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 ジェームズ・ガン監督がベスト1を獲得するのは2021年の『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』以来、アベンジャーズなどを描くMCUの映画がベスト1を獲得するのは2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来です。そして本作はGOTGシリーズ3作目で、MCUシリーズ32作目でもあります。ここまで作品数が多いとついていけない人が多そうですが、本作は動物キャラを主役にして、心動かされる悲しいストーリーを主軸にしたのが勝因です。 またジェームズ・ガン監督の「悪趣味で不健全だけど道徳は守る」という絶妙なバランス感覚も、映画ファンにはピッ
※同人誌『Vanda』12号(1993年12月発行)に寄稿した文章の再録です。『Vanda』は(故)佐野邦彦氏と近藤恵氏が編集発行した同人誌です。 本作は少女マンガ『エースをねらえ!』の三度目の映像化作品である。 『週刊マーガレット』連載の原作の圧倒的な人気を背景に、1973~74年にかけてTV化された最初の『エースをねらえ!』は、原作とは異なる展開の物語となりながらも、再放送でメインターゲットの少女以外の広範囲な層を巻き込んで爆発的な人気を得、1978年にはより原作に忠実な形で作り直すという異例の『新・エースをねらえ!』が製作された。が、旧シリーズの中心メンバーであった演出の出﨑統、及び作画の杉野昭夫コンビは、当時『宝島』を手がけていたために『新・エース』には参加せず、旧作の華麗で力強いタッチに魅せられていたファンにはビジュアル面で大きな不満を残すことになったものの、視聴率的には一応の成
第23回で、1979年は奇跡のような1年だったと書いたが、その中でも「奇跡」の言葉が最も相応しいのが、劇場版『エースをねらえ!』だろう。演出も、作画も、美術も、撮影も、音響も完璧。表現がシャープであり、力がある。映像のポイントは光と影だ。光と影を巧みに使い、テニスに青春の全てをぶつける少女達の姿を描いている。ドラマチックであるのは勿論なのだが、それと同時に爽やかだ。登場人物も、作品内の空気も、清々しくて気持ちがいい。「青春映画」という言葉がぴったりのアニメーション映画だ。 劇場版『エースをねらえ!』が公開されたのは1979年9月8日。原作は、山本鈴美香の同名マンガで、少女達に熱烈に支持された作品だ。監督は旧TVシリーズ『エースをねらえ!』も手がけた出崎統。出崎監督の作品史的に言えば、『家なき子』『宝島』を手がけた後の作品で、この後に『ベルサイユのばら』後半に参加し、『あしたのジョー2』に至
“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーを題材にした、クリストファー・ノーラン監督作(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.クリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」が、ビターズ・エンドの配給で、2024年に日本で公開されることが決定した。 本作は、原子爆弾の開発に成功したことで“原爆の父”と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にした歴史映画。2006年のピュリッツァー賞を受賞した、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによるノンフィクション「『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を下敷きに、オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描く。 キリアン・マーフィーがオッペンハイマー役で主演を務めるほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケ
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