オーストラリア・クイーンズランド大学で、1927年から続く「世界最長の実験」が行われているという(CNN)。 この実験は、非常に粘度の高い物質(「ピッチ」と呼ばれる)を漏斗に入れ、漏斗から物質がしずくとなって垂れ落ちるのを観察するというもの(Wikipedia)。学生向けのデモンストレーションとして開始したそうだが、「最も長期に渡るラボ実験」としてギネスブックにも掲載され、この実験を行っているジョン・メインストーン教授はこの功績によってイグノーベル賞を受賞しているという。 粘度が高いため、漏斗からしずくが垂れるのには数年の期間が必要。前回、8滴目が落下したのは2000年11月とのことだが、数ヶ月以内に9滴目が落下する見込みだそうで、「決定的瞬間」を捉えるために3台のWebカメラを設置して準備しているという。