この冬は急に暖かくなったり寒くなったり、「寒暖差」が激しいと感じられている人が多いのではないでしょうか。例えば東京都内では今月中旬、気温が23度と4月下旬から6月上旬並みに暖かくなりましたが、その後すぐ上空に寒気が流れ込んで一気に3度にまで下がりました。こうした気候のとき、ネットで急増するのが「寒暖差アレルギー」ということばです。 「自分も寒暖差アレルギーらしく、寒さを感じると鼻が即座に詰まる」、「寒暖差アレルギーでじんましん、かゆすぎるし顔に出るのは最低!」など、多くの人がつぶやく「寒暖差アレルギー」、実際にあるのでしょうか? 耳鼻科が専門で、東京都内でクリニックを経営している大場俊彦医師によりますと、鼻水やくしゃみなどの症状が出る場合は、医学的には「血管運動性鼻炎」とみられ、温度の急激な変化などが鼻の粘膜などの自律神経に作用し、くしゃみなどが出ると考えられているということです。原因が花