ブックマーク / agora-web.jp (13)

  • Amazonカスタマーレビューの悩ましさ

    歴史Man working on a laptop. He is holding a message bubble symbol showing five star ration 昨今、一般書を発表した者にとって最も悩ましいのは、Amazonのカスタマーレビューだろう。ここでどう評価されるかがの売り上げにも影響する。それでいてレビューは玉石混淆である。 批判は真摯に受け入れるべきだろうが、的外れな罵倒・中傷も少なくない。単に汚い言葉で罵っているような類であれば読者も無視するから問題ないが、もっともらしい主張を展開しているものは厄介である。 一例を挙げよう。拙著『日中世への招待』(朝日新書)で、『家久君上京日記』という史料を紹介した。織田信長・豊臣秀吉と同時代人で、島津家の当主だった島津義久の弟、家久の日記である。 家久は天正3年(1575)2月に領地の薩摩国串木野(現在の鹿児島県いちき

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    saavedra
    saavedra 2022/01/29
  • ワクチン配布、自民Kチームの活躍に期待

    菅さんが以前から河野太郎氏を買っていた、ということはそれとなく知っていたが、今朝の日経に「河野カード」と大きく記事が出ていたので、これからは菅さんの意中の人は河野太郎氏だ、と言い切ってもよさそうだ。 Kチームの最初のKは、河野太郎氏である。 今や菅さんの切り札だと言っていいだろう。 もっとも、河野太郎氏の言動にはそれなりの不安が付き纏っているのは日経が指摘しているとおりなので、河野太郎氏一人ではどこでどう躓いてしまうか分からないところがあるので、然るべき人としっかりチームを組んだ方がいいだろうと私はかねてから思っていたところだ。 ひょんなところから河野太郎氏を中心とするチームが出来たようだ。 ワクチン配布問題で、河野太郎氏がその担当大臣、河野太郎大臣を脇で支えるのが小泉進次郎氏で、河野太郎氏の手足や目鼻になって補佐するのが自民党の青年局長を務めたこともある自民党行政改革推進部規制改革PT

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    saavedra
    saavedra 2021/01/27
    白人至上主義者が連邦議事堂に乱入した直後にこれか。
  • 日本型BCGで新型コロナの免疫ができる?

    「BCG接種が新型コロナにきく」という話が、ネットで出回っている。BCGは子供のとき受ける結核の予防接種なので、これは一見すると医学的に根拠のないトンデモにみえるが、ジョンズ・ホプキンス大学のBCG世界地図を見ると、疫学的な状況証拠は十分ある。 A(黄色)はBCG接種を義務づけている国で、日中国(武漢を除く)、韓国(大邱を除く)、ロシア、インド、ASEAN諸国、中南米(エクアドルを除く)など、例外なく死亡率が低い(人口100万人あたり死者1人以下)。 B(青)はBCGの義務化をやめた国。EUでは1980年代からBCGを任意にし、日のようなハンコ型ではない新しい株になった。右の表のように(小国とイランを除くと)死亡率のワースト10はすべでBCGを義務化していない国だ。特にBCG義務化をやめたスペイン(死者93人)と義務づけているポルトガル(死者6人)の差が印象的だ。 C(赤)はBCG

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    saavedra
    saavedra 2020/03/28
  • 韓国で日本人女性暴行被害も、MeToo関係者沈黙がやり玉に

    人女性がソウルで韓国人の男に暴行被害を受けた様子の動画がネットで拡散し、日韓関係悪化を背景に両国で異様な関心を集めているが、さすがに今回ばかりは韓国国内でも男に対し、「恥さらし」などと手厳しい意見が噴出しているようだ。 聯合ニュース(日語版)によると、捜査関係者のコメントとして「男を暴行容疑で立件し、侮辱容疑でも捜査している」との動きを紹介。韓国国内のネット世論でも、「徹底捜査して厳罰を科すべき。国の恥だ」「日人に何の罪があるのか」などと追及する意見がみられるという。 また、週刊文春もこの日午後、オンライン版で「韓国三大紙も呆れた!日人女性の髪の毛を掴んだ韓国男の情けない供述」と題した記事を配信。掲載から数時間でランキング1位になるほど関心を集めており、大統領府にも男の処罰を求める声が届くなどしていることを朝鮮日報が報じた内容を紹介した(朝鮮日報の日語版記事はこちら)。 そうし

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    saavedra 2019/08/27
  • 八幡氏VS呉座氏:「停戦」とします

    『日国紀』を巡る評価に端を発した歴史論争。昨年11月からここまで多数の論客が参戦し、次第に『日国紀』の是非から、歴史学者や歴史家の存在意義にまで論題が展開していきました。 アゴラでも年明け以降、八幡和郎さんと呉座勇一さんの発信が注目を集め、時に2人が論戦することもありましたが、3月に入ってからの激しさは過去にないものになりました。 歴史学者と、作家などの学者でない歴史専門家の位置付けに関するところからの「論戦」でしたが、ヒートアップする過程で、八幡さんのFacebook上の発言が、他分野の大学研究者らによる非難を呼ぶ形で各所に飛び火し、双方に味方する人が続出して一時的に収拾がつかない事態になりました。 早川忠孝さんが指摘するような、編集部として煽った意図は全くありませんが、もう少し早い段階で介入するべきだったと反省しています。 ■ 振り返れば、論戦の途中、八幡さんが「呉座先生は資料を分

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    saavedra
    saavedra 2019/03/30
    惣無事令が出された
  • 八幡氏への忠告① 評論家に歴史研究はできない

    私が前回アゴラに投稿した『在野の歴史研究家に望むこと』に対して評論家の八幡和郎氏から反論をいただいた。 呉座氏は百田・井沢氏より大胆な飛躍がお好き 相変わらず冗長な文章で、まともに取り合っても意味がないと最初は思った。だが研究とはどのような営為か、歴史学とはどういう学問かを説明するのに格好の素材だと思うので、私の考えを少し述べておきたい。 「在野」という言葉の意味 さて八幡氏は 「在野」などというのは、当事者が謙遜していうとか、反抗精神をポジティブにとらえて第三者が言う言葉であって、象牙の塔の住人が自分たちの仲間でない人たちを見下すように使うのは失礼だろう。 と批判する。「象牙の塔」こそが(現代では)侮辱語だと思うが、ともあれ、私は「学界に属さない研究者」という意味合いで用いている。この用語に問題があるのは事実で、たとえば歴史学の専門的な訓練を受けているが大学に職を得ていない人をどう捉える

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    saavedra
    saavedra 2019/03/26
  • 八幡氏への反論:歴史学者のトンデモ本への向き合い方

    『週刊ポスト』2019年3月15日号に掲載された歴史小説家・井沢元彦氏の『逆説の日史』(以下『逆説』と略す)第1218回は、「井沢仮説を「奇説」「歴史ファンタジー」と侮辱する歴史学者・呉座勇一氏に問う」というものだった。私が朝日新聞に連載中のコラムなどで展開した井沢氏の著作に対する批判に、氏が反論したものである。 この問題について評論家の八幡和郎氏がアゴラ上で論評を加えている。 「週刊ポスト」で井沢元彦氏が呉座氏に公開質問状 井沢氏の公開質問状に対しては『週刊ポスト』誌上で回答する予定であり、それを読んでいただければ私の真意は八幡氏にも伝わると思うが、事前に一点だけお伝えしておきたい。 具体的な批判を控えている理由 八幡氏は前掲記事で 売れたからといって著作態度が安直だとか、監修という言葉が普通と違うとか、井沢氏の著作は学者から見て価値がないとかいう姿勢論でなく、百田氏の書いていることの

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    saavedra
    saavedra 2019/03/19
  • 清原さんを貶める、サイゾーの悪意に満ちた“デマ”記事

    昨晩から今朝にかけて、厚生労働省厚生労働省のイベントでサプライズ登場した、 清原和博さんのことが記事やテレビニュース、ワイドショーで沢山取り上げられました。 その時の模様を私も書きアゴラさんに掲載して頂きましたので、是非ご一読下さい。 今度は回復で勇気づけて!清原和博さんの言葉に感涙 こうして殆どのマスコミが私たちの意を汲み、清原さんの登壇を暖かく応援して下さったのに、唯一、悪意に満ちた記事を書いたのが、「日刊サイゾー」でした。「全国紙記者」とかいう人の「当日のイベント会場には私服の取締官が清原氏の言動や行動、ろれつの回り具合をチェックしていたようです」なんてコメントを載せています。 清原和博氏が“依存症”啓発イベント登壇で、当局が徹底マーク「現場復帰は遠い」 これ呆れたことに1000000%の“デマ”記事と言いたくなります。警察関係者や麻薬取締捜査官にウラをとったのでしょうか。せめて主催

    清原さんを貶める、サイゾーの悪意に満ちた“デマ”記事
    saavedra
    saavedra 2019/03/08
  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える

    『日国紀』問題で久野潤氏から再反論があった。 『日国紀』論争、久野潤「呉座氏は私の問いに真摯に答えよ」(iRONNA) 真摯に答えよとのことなので、私の考えを述べておく。泥仕合にしたくないので、なるべく簡潔に答えようと思う。 匿名の批判をどう考えるか 久野氏の反論は多岐にわたるが、主要な柱の1つは「ネット上での匿名の批判を相手にしない」という自身のスタンスの正当性を改めて唱えた点だろう。ネット時代においては、著名人に多数の匿名の批判が殺到するので、全ての批判にいちいち対応できないというのは、私も痛感するところである。 しかし、久野氏の勤務先である大阪観光大学を揶揄するといった中傷を除くのは当然として、議論する価値のある主な批判を選んで反論することはできるのではないだろうか。久野氏は匿名の批判者は揚げ足取りや人格攻撃ばかりしているかのように語るが、実際には『日国紀』の内容を真剣に検討し

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    saavedra 2019/02/22
  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②

    前回に引き続き、『日国紀』の監修者の一人である久野潤氏の反論に応答する。 私は12月11日の朝日新聞朝刊のコラムで「私の見る限り、古代・中世史に関しては作家の井沢元彦氏の著作に多くを負っている」と指摘した。 通説と思いつきの同列やめて これに対し久野氏は 「すでに校正段階で筆者もその件で百田氏に直接尋ねたところである。自らの知見に基づいて部分的に井沢説を採りつつ論を展開するのは、百田氏の著作である以上自由であろう。」 と反論している。 ただ私の見る限り、同書の古代・中世パートで通説と大きく懸け離れた主張を展開している部分は、古田武彦氏の九州王朝説を除くと、井沢元彦氏の著作に大きく依拠している。百田氏の独自説というと、「百済は日の植民地に近い存在だった」ぐらいではないだろうか。 井沢元彦説をつまみい 17pなどは「作家の井沢元彦氏は~」と書き出しているので問題ないが、明記していない箇所

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    saavedra 2019/01/15
  • 山口達也さんは日本のエミネムを目指して欲しい

    山口達也さんの事件で、どこのワイドショーでもボロクソに彼の人格を貶めており、日のコメンテーターってつくづく、自分の保身しか考えていないなぁと、改めてうんざりさせられる思いです。 道徳的に清廉潔白な綺麗事を言っていれば、自分の立場は安泰とばかりに、昭和の時代から止まったままの精神論を振りかざしていますが、そうやって人を葬り去ろうとすることが、社会の悪循環となっていること、ご自分たちの害にこそいい加減気がついて欲しいです。 ましてこの事件、示談が済み、被害届も取り下げられ、被害者の親御さんから、「この過ちによって1人の人間の未来がすべて奪われてしまうことは私たちも望んでおりません。」とコメントが寄せられております。 ですから私たちがこの事件当に考えなくてはならないのは、真の再犯防止であり、山口さんの進むべき道ではないでしょうか?人を社会の片隅に押しやり、孤立させることが決して良い結果にな

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    saavedra
    saavedra 2018/05/07
  • 「ストレスがあるとガンになる」という説はウソである

    タバコの警告表示をご存知だろうか。これは、喫煙の危険性を広く知らしめるためのものである。日では、たばこ規制枠組条約が発効した2005年より表示されているが、各国と比較すると差がある。写真入り警告表示を最初に導入したのはカナダだが、現在、「警告文・写真」の面積が最大なのはタイである。※記事の写真を参照いただきたい。 今回は、『頑張らずにスッパリやめられる禁煙』(サンマーク出版)を紹介したい。著者は、川井治之(以下、川井医師)氏。ガンの予防から発見、退治までを行う呼吸器内科・腫瘍内科医として医療に従事してきた。これまで、肺ガン患者の生死を20年以上にわたって見つめてきた専門家としても知られている。 ストレスとガンの因果関係とは ――英国医師会雑誌に、仕事のストレスや緊張と、ガン発生についての関係を明らかにする大規模な研究結果が掲載されたことがある。仕事のストレスや緊張は、ガン発生リスクに影響

    「ストレスがあるとガンになる」という説はウソである
    saavedra
    saavedra 2017/07/13
  • 安倍首相はヒトラー? 歴史知識のなさを笑う--本当に怖いのは… : アゴラ - ライブドアブログ

    を傷つける勢力に隙を見せるな 「安倍首相とヒトラーは同じ」。こんな主張をする人が増えている。 NHK紅白歌合戦で桑田佳祐氏がヒトラーの真似をして安倍政権を批判した。(筆者は未見)日共産党の活動家の池内さおり氏が党のイベントでヒトラー風の安倍首相の顔をドラムにつけ、たたき続ける写真を公開した。偏向報道を続けるTBSのサンデーモーニングも、その趣旨の番組をつくった。(筆者は未見)桑田氏も、池内氏も、とても醜悪だ。ちなみにこの暴力的な活動家池内氏は12月の選挙で衆議院議員に当選した。世も末だ。 朝日新聞が引き起こした慰安婦騒動を見れば分かるとおり、日には残念ながら「火のないところにつけ火をする放火魔」のような人々、つまり自国を貶(おとし)めることに熱心なメディア、一部勢力がある。こうした人々に利用される可能性もある。そして、そもそもヒトラーと安倍晋三氏、そして2人の運営する政権は

    安倍首相はヒトラー? 歴史知識のなさを笑う--本当に怖いのは… : アゴラ - ライブドアブログ
    saavedra
    saavedra 2015/01/08
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