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怒りを歌え、女神よ、ペーレウスの子アキレウスの (呉茂一訳『イーリアス』第一書) ヨーロッパ文学の歴史は激おこぷんぷん丸から始まるというのは、よく言われる話です。いえ「激おこぷんぷん丸から始まる」と言っているのは私だけかもしれませんが、とにかく怒りから始まるというのはしばしば指摘されます。 トロイア戦争を描いた古代ギリシアの叙事詩『イリアス』は紀元前8世紀頃に成立したと考えられており、英雄アキレウスの怒りを歌うべく、語り手が芸術の女神ムーサから霊感を賜ろうと祈るところから始まります。『ギルガメシュ叙事詩』などさらに古い文学作品もありますが、とにかく『イリアス』がヨーロッパ文学の祖のひとつであることは間違いありません。 無神論者の私は女神に頼れませんが、今回は私の怒りを書こうと思います。アキレウスが怒っていたのは、戦利品として獲得した愛人ブリセイスをギリシア軍の大将アガメムノンが奪おうとした
Helen Morton plays Ophelia drowning for the Three Bugs Fringe Theatre company. ‘Find a Shakespearean woman who is clever, strong and powerful and inevitably she will end up mad (Ophelia in Hamlet), silenced or dead. Photograph: Jeff J Mitchell/Getty Images Helen Morton plays Ophelia drowning for the Three Bugs Fringe Theatre company. ‘Find a Shakespearean woman who is clever, strong and powerful a
よく見慣れた光景も、「カレー」というフィルターを通すことで、別の世界が見えてくる。同一ジャンルのカレー店が目につく街、本業の裏でひそかに“カレー活動”する人、局地的に巻き起こるカレーの新潮流。そうした、カレー目線からこそ見える異世界=「カレー経済圏」を訪れる本連載。 今回スポットを当てたのは「南インド料理」。日本では圧倒的に主流である北インド系のカレーに比べるとまだマニアックな存在だが、ここ数年、東京を中心に専門店の数が大幅に増えている。はたしてその真の理由は何なのか。取材を進めてみたところ、予想外の要因にいきあたった。 5軒だけだった専門店が今や60軒に 個人的に集計したところ、現在、東京には南インド料理店が約60軒ある。食べログ掲載店をベースに考えると、インド料理店自体は東京に1500軒ほどあるので、割合でいえば南インド料理店はその4%程度にすぎない。しかし増加率は目覚ましいものがある
来年度の卒論指導に向けて、今年度の反省や感想を簡単にまとめておこうと思う。今年感じたのは、 アニメやマンガなどを批評する卒論は難しそうだということである。なぜか流行歌の研究は比較的うまくいっているような気がするし、アニメや漫画、ゲームなどにしても、必ず失敗することを運命づけられているというわけではないだろうが、これまでの卒論の例を見る限り、失敗率が高そうな気がする。印象論で言うと、失敗率が高い理由は3つ考えられる。 まず、深く考えず安易にメディア批評を選ぶ学生が多いこと。メディア現象は身近な社会現象だろうし、メディア批評の中には面白いものもある。学生がこういったテーマに魅力を感じるのはよく理解できるのだが、読んで面白いからといって自分が面白いものをかけるとは限らない。メディア批評の論文が『社会学評論』や『ソシオロジ』のような主要な社会学雑誌に載ることはまれだと思うが、それはメディア批評をオ
[演劇] シェイクスピア『お気に召すまま』 シアター・トラム 9月9日 (写真右は、ロザリンド[太田緑ロランス]、男装して叔父の宮廷を脱出する前の彼女は暗い、写真下は舞台、奥の方にレスリング試合に負けて退出するチャールズが見える) 「お気に召すまま」は、私のアマゾン・レヴューのハンドルネームにしているくらい好きな作品だが、河合祥一郎の新訳と演出も、はつらつとして、とても楽しい舞台だった。この演出の特徴は、オーランドが、ギャニメートは実はロザリンドの男装であることに気づいている、という解釈を取った点にある。彼は気付いたうえで、わざと騙されているふりをして、恋愛ゲームを楽しんでいるのだ。シーリア、ロザリンド、オーランドの三人とも、少年ギャニメートという「嘘」を一緒に楽しんでいるから、三人とも、とても生き生きとしている。彼らは、一時もじっとしてなくて、激しく動き回りながら、オーバーな身振り手振り
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