先日、「協調学習」に関する勉強会の1回目を行いました。この勉強会は中原研究室のM2である我妻さん、福山君が中心になって開催してくれています(お疲れさまです!) この勉強会では「協同の知を探る」という本を読んで、ディスカッションするというかたちで進められています。この本自体は、個人的には何度も読んだ本ですが、あらためて読み直してみたり、みんなとディスカッションしてみることであらたな気づきが多くありました。 ▼ この本の狙いは「コラボレーションという活動の性質やメカニズム、すなわち協同が生み出す効果や協同が成功するための条件をできるだけ科学的に議論すること」です。 私たちはともすると、なんとなくナイーブに「多様な人たちがコラボレーションすると、いいことが起きそう」という思いがちです。しかし、それが本当か?そういうことが起こりうる条件とはなんなのか?ということを様々な論文の知見を見ながら検討して