「みなさまの一番の関心であるOracleとSun Microsystemsの関係だが、(買収が正式に完了するまでは)今は独立した別の会社として協業していく」 9月29日に開催された企業とクラウドコンピューティングの在り方や最新の技術動向を伝えるイベント「Cloud Computing Developer Day 2009」において、基調講演に登壇した日本オラクル 副社長 執行役員の志賀徹也氏はこう切り出し、OracleによるSunの買収が正式に完了するまでは、別路線でビジネスを展開していく意向を示した。 志賀氏はOracleによるM&A(企業の合併・買収)の歴史をひも解きながら、「すさまじい勢いでM&Aを繰り返してきた」と述懐。2009年も既に数社の買収に動いており、「Oracleは非常に元気だ」と参加者に訴えかけた。 同イベントのテーマであるクラウドコンピューティングに話を移した志賀氏は
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