『BALLAD 名もなき恋のうた』で、可憐ながら芯の強い戦国時代の姫君・廉姫を熱演した新垣結衣さんが、撮影中の出来事やご自身の役柄、共演の草なぎ剛さんについて語ってくれました。せつない恋が描かれる本作にちなんで、気になる新垣さんの恋愛観もお聞きします。 本作が時代劇初出演となった新垣さんが、まず最初に挑んだのは、戦国時代の姫君ならではの所作や物言い、そして着物での立ち振る舞いだったとか。 「撮影の数ヶ月前から、先生に付いてレクチャーを受けたのですが、最初は何もかもが難しかったです。特に着物での裾裁きや歩き方は、単にきちんと着ていればいいということではなく、常日頃から当たり前に着物を着ているように見えなければいけないわけですし、今の時代の人が着物を着ているのとはまるで違う振る舞いをしなくてはならなかったので、大変でした。正座をしたり、立ったり座ったり、歩いたり…掛(かけ)を着て、意識せずにそ