「将来、1サービスに1個はボットが必要になる。そうした膨大なニーズに対応させる」(オルツ CEOの米倉千貴氏)。 相手からのメッセージに自動的に返信してくれる対話システム「チャットボット」。メッセンジャーアプリに慣れた若年層にとって自然なユーザー体験を提供する次世代インタフェースとして、米国を始め世界で注目を集めている。 日本でも、アスクルが運営するEC(電子商取引)サイト「LOHACO」が、「オペレータ6.5人分の省人化を実現した」というチャットボットのスマートフォン対応を始めたほか、チャットボット開発基盤の提供に新規参入するIT企業が相次ぐなど、海外同様の盛り上がりを見せている。 アスクルの「マナミさん」、問い合わせの三分の一をカバー アスクルは2016年5月19日、これまでPCサイトにのみ導入していたチャットボット「マナミさん」を、スマートフォンやタブレットにも対応させたと発表した。
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