●島根県内で処理される猪肉については、平成18年に県が策定した「猪肉に係る衛生管理ガイドライン」(以下、「旧ガイドライン」といいます。)によりその衛生確保を図ってきました。 ●近年、野生鳥獣による農林水産業等に係る被害が深刻化してきており、平成26年の「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」の改正に伴い、野生鳥獣の捕獲数及びこれらの食用としての利活用(いわゆる「ジビエ」)が増加するものと見込まれています。以上のような背景から、厚生労働省は同年「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(PDF:266KB)を策定し、既に同様のガイドラインを策定している都道府県等に対して、既存のガイドラインの改正について検討するよう通知しました。 ●島根県においても近年はシカの捕獲数が増加しており、県としてジビエの普及を推進する必要があることから、これらの衛生確保を図ることを目的として、平成28年