日経デザインは2年振りに企業のユニバーサルデザイン(UD)への取り組みを測るランキング調査を実施した。 2003年に実施した第1回の調査ではトヨタ自動車がトップでTOTOが2位だった。2004年の第2回調査ではTOTOが首位に立ち、トヨタ自動車が2位に回った。3回目の調査である今回もこの2社がトップ2を占めるのか…と思いきや、1位はキユーピーで2位が松下電工、3位に松下電器産業とTOTOが続く結果になった。もっとも、この4社の点差は1点以内とごくわずかで、どこが1位になってもおかしくはなかった。 TOTOと前回3位と4位だった松下グループの2社が上位に来ることは想像に難くないが、キユーピーが1位というのには驚きがある。1回目の調査では上位20社に入っておらず、前回調査でも20位だったからだ。僅差とはいえ、TOTO、トヨタ自動車、松下グループの4強の牙城を崩してキユーピーが首位に立ったのは大