今週届いた日経コンピュータの特集は「プロフェッショナルが7月から取り組むこと」。見出しには「7月から反転攻勢、2010年1月の景気回復に備え」という文字が躍り、記事中でガートナーが「7月1日までにビジネスの成長戦略を描こう、景気回復局面を見据えた行動を、CIOなどの企業経営層は起こすべきだ」と檄を飛ばしています。 また別の視点で見れば、1990年代後半から2000年代前半にかけてのERPブームにのって大量に導入されてきた業務システムの入れ替え時期がやってきているとも言われています。 そろそろ、企業のIT投資の復活が期待されるタイミングなのかもしれません。 これからのIT投資によって構築されるエンタープライズアプリケーションはどのようなものになるのでしょう? この1~2年で、Web 2.0に端を発した企業内の情報共有基盤としてEnterprise 2.0が語られるようになり、Ajaxなどリッ