SAP、4600億件のデータを数秒で分析可能なBIアプライアンス:全データをメモリ上に展開することで実現 SAPジャパンは12月7日、リアルタイム分析アプライアンス製品「SAP High-Performance Analytic Appliance」(HANA)の出荷を開始したと発表した。SAPジャパン Co-innovation Lab Tokyo イノベーションデザイン&デベロップメント担当 馬場渉氏は、「10倍~数十倍にデータを圧縮した後にすべてのデータをメモリ上に展開することで、高速な検索・分析スピードを実現した。米国の事例では4600億件の実データを数秒で検索・分析できており、なおかつそのハードウェアコストは4000万円程度だと聞いている。これは従来の数分の1に収まるコストで、圧倒的なROIを実現できる点が特徴だ」と説明した。 HANAは、独SAPが5月に発表したリアルタイム分析
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