操作性を向上させるには手順と操作主体に注目する まずは,操作性を向上させる方法について。基本的には,操作手順を複雑なものから容易なものに変えるものと,操作主体を他人任せのものから自分で操作できるような自己申告型にする方法があるでしょう。 前者では,TABキーによる移動操作やファンクション・キーといった,マウスに依存しない方法のサポートがあります。一般的にマウス操作は自由度が高くて楽そうに思われがちですが,操作が慣れてくるようなものについては,キー操作のみで処理できるものの作業効率は高くなります。これは,どちらかというと,大量データ処理の場合です。あるいは,プルダウンメニュー等近代的GUI操作も判断を楽にさせるものでしょう。直感的なドラッグ&ドロップ等現代的GUI操作も,思考そのものを支援しますし,さらにグラフを直接操作等の新しいGUI操作もその流れです。 後者では,操作主体が他人から自分に